「噂」というものは、基本的に「嘘」なんですってば!
先日、ジャニーズ事務所の記者会見を、4時間、ほぼ全部を見ました。
わかったことが一つある、と言えます。
藤島氏、東山氏、井ノ原氏が言ったこと。
「噂としては知っていたが、実態は何も知らなかった」は、「事実である」と論証できます。
流れていた「噂」とは、「ジャニーが手を付けた子は、優遇される」ですよね?
そして、この「噂」は「嘘だ!」として、相手にされてこなかったんですよね?
ところが今、ジャニーの性犯罪が「事実だった」となって、「噂は事実だった」と、すり替わってませんか?
「噂」というものは「嘘」なんですよ?
当然それは、「ジャニーが手を付ける」の「前半」が嘘だという意味ではありません。
「後半」の「優遇される」が嘘だってことです。
犯罪者というのは、当初は安易な行動をするものです。
しかし犯罪行為が長く続くと、ワル知恵が働くようになって、段々と巧妙化するんです。
70年代の当初は、「手を付けた子」を「優遇した」んでしょう。
自分では「特別に可愛がってあげてる」つもりだったんでしょう。
だから、デビューさせる。それで、スターになる。しかし子どもは大人になっていきます。
次第にコントロールできなくなる。あげく事務所を飛び出して、すべてを暴露される始末。
あのころ、誰も信じなかったわけですけどね。
だって、嘘の「噂」なら広まるけど、突拍子もない「事実」なんて、誰も理解しませんから。
けれども「当人」は、「事実が暴露された」のをわかってるはずで、おそろしい思いをしたはずでしょ?
だったら、こんな事態に「二度とならない」ためには、どうするべきだと考えますか?
もちろん、非道な行為をやめるべきなんですが、あいつは「やめなかった」んでしょ?
だとすれば、「考え方」を変える方向でワル知恵を働かせたでしょうよ。
つまり、もう二度と「手を付けた子」は「優遇しない」ってことです。
徹底的に「冷遇」して、潰したんじゃないですか?
無論、耐えきれずに逃げた子が、よそで「スターになる」のも困りますよね?
だから「事務所を辞めた者」は、誰であろうと「徹底的に潰す」んでしょ?
この方針は「ビジネスモデルの独占化」のようで、実は「自分の犯罪の隠蔽の手段」だったのでは?
私は、このように考えますけど?
そうすれば「被害者たちの境遇」も理解できるし、東山氏らが「何も知りえなかった」ことも理解できます。
物事の理解には「基本を忘れてはダメ」です。基本は「噂は決して真実ではない」こと。
そして物事は、二つで「嘘か。事実か」とか「いい。悪い」とか、単純化しすぎたらダメだってこと。
事務所の中には「冷遇されて、デビューが遅い者」と「優遇されて、デビューの早い者」の二者がいる。
そのほかに、「気に入られて、手を付けられて、徹底的に冷遇されて、潰された」という第三存在がいるのでは?
これが「事実」ならば、スターになった者は「手を付けられてない子」です。
ただし、40年間も続けてきた「成功のビジネスモデル」は、ビジネスのために考え抜かれたものではなくて。
性犯罪を隠蔽するための、悪魔のようなワル知恵の産物が、たまたま成功したにすぎないものとなりますよ?
これは、れっきとした「犯罪」の話なんですからね?
さて。ロシアが統一地方選挙を始めたそうです。もちろん「占領4州」でも。
すでに「この選挙に実効性はない」との批判が出てますけど、そんな批判に意味なんかないってば!
要は「ロシアが占領地で選挙をやる」という「事実」ですよ?
じゃあウクライナは「選挙ができる」んですか?「今のままの状況」で?
ロシアが問うてるのは「そこの点」でしょ?
どうして物事の本質が見えないんでしょうねえ?
「嘘」ばっかりが広まって。
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