しばらく観ていなかったけれど、これまでのイメージ。
☆パク・チャヌク
*暴力の下に表される人間性。
*極限の状態におかれた人間はなにをするか。どうそこから脱出するのか。
*内縁の血。汚れた血。
*社会の暗部にメスを入れるハードボイルドとしてのフィクション性。
*登場人物は絶望の淵に追い詰められ、そこからさらに想像を絶する体験をする。氾濫する暴力が私たちから人間性をはぎとってきたこの時代において、彼の映像は特別な意味を持つ。パクの映画は、見る者から奪う感情より、もっと深く豊かな感情を見る側に還元していくのだ。
*肉体の欲望に裏打ちされた愛、閉鎖的な環境での感情の交錯、不条理世界にもちりばめられるユーモア。
☆ボン・ジュノ Bong Joon-Ho
*社会批判するでなく社会風刺することで社会派にならず、ムーヴのなかおもしろく愛すべき人々の右往左往を表す。
*日本のアニメ好き。
*家族愛
*格差構造
*完璧ではない世の中
・公権力の不在と無能
・国家や社会から全く助けてもらえない弱者。→ 「弱者同士保護のリレーを繰り広げる」
*『パラサイト 半地下の家族』の無能な家族は、韓国社会の冷徹な風景画だ。人種と国境を越えて「時代の資本主義の風景」を描いたことがパルムドールを与えた理由である。(エッセーの著者の意見)
*「人間の本質とは?人間の条件とは?そしてシステムとは何か?を掘り下げようと思いました」by ボンジュノ
*日常から引き出した小市民のドラマティックな物語とブラックコメディ的な要素。
*ボンテール
・ボン+ディテール
・役者のセリフや動き、小道具、拝啓などに映し出されるあらゆる要素にメッセージを込める。
*地下に住む狂人
*民主化運動、北の脅威という外的なもの、在韓米軍や軍事政権時などの内的コントロール、進歩主義が生み出す汚染など、そうしたものが形作るカオスが人々を混乱に導く。つまり、社会の動きそのものが混迷として、例えば『スノーピアサー』の列車内の出来事が表される。
ログインしてコメントを確認・投稿する