ルクス・エテルナ 永遠の光 Lux Æterna (2020) こないだ観たときのファーストインプレッション
*70年代からテレビ放送を考慮して寄りのショットが多くなったと言われるが、スプリットスクリーンによるシャルロットとベアトリス、2ショットでやってもOKなのに、これはこれでおもしろい構成だなと思いながら観る。
*彼女自身が焼かれる撮影があったと言うシャルロット、木立のテント、と言うので、あっメランコリアのことなのか、と悟ると、シャルロットとベアトリスの会話、ノエらしく即興で事実と想像混ぜこぜにキャラ立てしながらふたりは喋ってるんだろうな、となる。
*サンローランとの企画的コマーシャル作品の様相。パリコレでの裏側でのモデルやスタッフのやり取り、せめぎあい、にも罵声が飛び交い、いろんな思惑が張り巡らせられるなか、映画の現場もまたこういうことありつつもファッションの現場と掛け合わせ照らし合わせてるんだろうな、となる。
*カールドライヤーの怒りの日だろうか、魔女裁判による老婆の処刑、そこに過酷な撮影現場での彼女の辛酸が充ち満ちた表情に変化した、という説明、或いはてんかんが湧き上がる瞬間に生まれる恍惚の説明、冒頭にエスタブリッシュされるそれらが最終盤のベアトリスの嘆きとポケモンショックが浴びせられるシャルロットに繋がる、ただそれだけのものにも思えるが、そのコマーシャルな空洞、中身のないただただ表層があるのみなものが、美しさを放っている。火あぶりとかのバックプロジェクション使用の現場シーンちょいとチャチに感じられたが、そのチープさも包摂されるのだろうし、なにより、ラストのポケモンショックのシャルロットはとてもビューていふるである。
*体験空間をそこに生むのがノエなのだろうから、クライマックス3Dは劇場で観ておけばよかったと後悔してしまうのである。
*ラストに言及されるルイスとはルイスBメイヤーのことなのかな?
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