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2021年02月14日22:48

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未完成喜劇 三毛の放浪記

シネラの中国映画特集を観に出るも、途中のファミレスで作業が進まず、調べると本日観たい作品どちらもユーチューブにあるので、もうこれでいいかとなるも、二つ目には間に合う。フライヤーに書かれた二つの作品内容は下記のもの。

未完成喜劇(57)
「中国のローレル&ハーディ」と称された人気コンビが本人役で主演し、風刺喜劇作りを描くバックステージもの。共産党の映画指導方針を戯画化した稀有な風刺喜劇となった。呂班(リュ・バン)は1930年代に上海で俳優として活躍し、戦後は東北に赴き監督となり「百花斉放百家争鳴」で奨励された喜劇作りの先駆となったが、本作完成後に反右派闘争で批判され、映画界追放の憂き目にあった。

三毛(サンマオ)の放浪記(49)
人気漫画を映画化した風刺喜劇。浮浪児の少年(王龍基)がスリ団や大富豪に拾われるが、大人の思惑に反発して騒動となる。戦乱による浮浪児の増加を反映するとともに、インフレや格差などの世相も描く。中盤では蒋介石の演説が街頭に皮肉に響き、ラストは共産党政権誕生の祝賀パレードで締め括られる。

よってシネラでは三毛の放浪記だけを観る。三毛猫のどうのこうのの話ではない。フランスでのティンティンなみに中国では馴染みの漫画キャラらしい。日本でいえばなんだろう。そんなに長生きできてるキャラといえば、ドラえもんと鬼太郎ぐらいではなかろうか。のらくろだと現存すると小野田少尉なみにカルチャーショックを現代に受け、このご時世には生きていけないであろう。若い人はいま言ってることがさっぱり分からないだろう。あのね、むかしね、小野田少尉って方がいてね、、、そんなことはここではどうでもいい。三毛の放浪記である。ユーチューブで観てもらえれば分かると思うが、マルクス兄弟とビショットを好きなハーモニーコリン はこの作品をきっと好きだろうな、と思わせられるのである。彼はきっと未見だろうから、こんな作品があるよ、と知らせてあげたい。観ながら、それ思ってきたな。でも、いかにもな共産イズムをそうではないイズムを見せながらナショナリズム万歳へと持っていくのではある。でも、ゴダールを好きなコリンが中国女をもし好きなのなら、これまたラストの華麗なるパレードにもうっとりするかもしれない。戦後の浮浪児の現況、ブルジョワ批判、トムやオーマイダーリンに表されるアメリカ批判、そうしたものがあったり、強く生き抜くサヴァイバル精神、そして仲間とともに分かち合う共産精神が表され、ラストはVIVA! マオイズムへと大団円。ブルジョワ屋敷での浮浪児の大暴れ、階段のとことかエイゼンシュタインのオデッサの階段をなにか想起させる。現代の中国国民は観たら、どう思うんだろうな、と思うところある。

どちらかと言えば、未完成喜劇に関心があったので、こんど観てみようと思う。
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