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2020年12月10日22:23

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ありがとう!横浜文化体育館(93)

プロレスリング・ノア15年新年度第1戦、1月10日、後楽園ホール大会、メインイベントでは丸藤正道が新日本プロレスの小島聡を21分1秒、変形エメラルド・フロウジョンからの片エビ固めで破りGHCヘビー級王座を防衛。元IWGPヘビー級、三冠ヘビー級王者であり、強力な外敵を撃破しいい新年のスタートが切れたかと思いきや、試合直後に新日本プロレスに参戦していた鈴木みのる率いる「鈴木軍」が乱入。

みのるは丸藤に背後からスリーパーホールドを決めて絞め落とし、鈴木軍がリングジャック、鈴木軍はランス・アーチャー、デービーボーイ・スミスJr、シェルトン・X・ベンジャミン、飯塚高史、タイチ、TAKAみちのく、エル・デスペラードとフルメンバーが姿を現し、ノアに宣戦布告をしています。

鈴木軍は1月12日、横浜ラジアントホールより試合に出場、メインイベントでは丸藤&モハメドヨネ&小川良成&石森太二組とみのる&ベンジャミン&TAKA&タイチ組の8人タッグマッチが組まれ、16分9秒、みのるがゴッチ式パイルドライバーからの片エビ固めで石森を撃破。

2月11日、名古屋市国際会議場イベントホールでランス&スミス組のKESが1月10日、後楽園ホールで杉浦貴&田中将斗(ZERO1)組の弾丸ヤンキースを破ってGHCタッグ王者チームとなっていたマイキー・ニコルス&シェイン・ヘイスト組のTMDKに挑戦、29分4秒、ランスがヘイストをキラーボムからの片エビ固めで破り王座奪取。

3月15日、有明コロシアムではノアvs鈴木軍の対抗戦によるGHC4大選手権試合が行われ、鈴木軍総帥のみのるは「方舟の財宝、鈴木軍が全部頂く」と全勝宣言しました。

メインイベントはGHCヘビー級選手権試合、王者丸藤にみのるが挑戦、かつて05年にはチームを組んでGHCタッグ王座を保持していた両者ですが、侵略者と砦を守る立場に変化。25分54秒、ゴッチ式パイルドライバーからの片エビ固めでみのるが王座獲得。

ランス&スミス組のKESにマイキー&シェインのTMDKがリターンマッチを挑んだGHCタッグ選手権試合は14分54秒、スミスがキラーボムからの片エビ固めでシェインを倒しベルト初防衛。

小峠篤司の保持するGHCジュニア・ヘビー級王座にはタイチが挑戦、18分57秒、ブラックメフィストからのエビ固めでタイチが勝ちベルト移動。原田大輔&平柳玄藩組の持つGHCジュニア・ヘビー級タッグ王座にはデスペラード&TAKA組が挑戦、11分2秒、デスペラードが平柳をダイビング・ボディプレスからの片エビ固めでフォールしこちらもベルト移動。

GHC4大選手権全部が鈴木軍の手に渡ってしまいました。ノアが新日本プロレスの外敵の前に屈しました。タイチも現在の「皇帝」ほどブレイクしておらず、デスペラードも新日本ジュニアでは当時はまだ二線級、外様のTAKAは鈴木軍のジョバーでしたが、ノアでは看板ベルトの王者に。まさに新日本プロレスに乗っ取られたと言っていい屈辱の一日となってしまいました。

グローバル・タッグリーグ戦を前にした4月16日、森嶋猛が右肩腱板損傷、左膝内側側副靭帯損傷、左膝内側側副靭帯損傷などを理由に欠場を発表。しかし、2回前の日記を見返して頂くとわかりますが、2年前の13年6月に欠場した時とほぼ同じの故障箇所。古傷の再発はあるものの、腑に落ちない点はありました。

シリーズが開幕してからの4月21日、森嶋は持病の糖尿病が悪化し引退すると発表されました。実際に糖尿病が直接の引退理由ではなかったということはその後発売された「別冊宝島」で詳報されています。

ノア15年の横浜文化体育館大会は5月10日、「GREAT VOYAGE15 in Yokohama」(テレビ収録、観衆3,500人満員発表)として行われました。

メインイベントはみのるのGHCヘビー級王座に前王者、丸藤がリターンマッチを挑みましたが25分24秒、ゴッチ式パイルドライバーからの片エビ固めの前にまたしてもフォール負け。みのるが王座初防衛。

ランス&スミス組のKESの保持するGHCタッグ王座には杉浦&田中将組の弾丸ヤンキースが挑戦、11分8秒という予想外に短い試合時間でランスが杉浦をキラーボムからの片エビ固めに降しKESが2度目の王座防衛。

タイチのGHCジュニア・ヘビー級王座には前王者の小峠がリターンマッチを挑みましたが、こちらも15分14秒、タイチがブラックメフィストからの片エビ固めで小峠を返り討ち。GHCジュニア・ヘビー級タッグ選手権試合、王者デスペラード&TAKA組には小川良成&ザック・セイバーJr組が挑戦。13分15秒、ダイビング・ボディプレスからのエビ固めでデスペラードが小川を倒しています。

3月15日、有明コロシアムに続いてタイトルマッチは鈴木軍の4勝、タイトル戦だけで言えばこの年始まってから横浜文体大会までの成績は鈴木軍の9戦9勝。ノアファンは悔しい思いをしました。

森嶋が引退したことでノア本隊と組むことになったマイバッハ谷口のパートナーはX(当日発表)。かかったテーマ曲は新日本プロレス、そしてノアの会場でもお馴染みの「MISSION BLOW」、現れたのは正体バレバレの青義のマスクマン、ミスター・ブルージャスティス、異色のコンビはベンジャミン&飯塚組と対戦、10分57秒、谷口がマイバッハプレスからの体固めでベンジャミンを破りました。

原田と3月にノア所属となった大原はじめのシングルマッチは12分11秒、片山ジャーマン・スープレックスホールドで原田のフォール勝ち、齋藤彰俊&平柳組の助っ人、全身緑色タイツの正体バレバレのマスクマン、キャプテン・ノア(邪道)を加えたトリオは拳王&北宮光洋&スペル・クレイジー組と対戦、6分49秒に彰俊がスイクルデスからの片エビ固めで北宮から勝利。

第1試合の熊野準とジャック・ザ・ブルのシングルマッチは5分42秒、ジャックナイフ式エビ固めで熊野が勝ちました。なかなか勝てなかったノア生え抜きの熊野でしたが、この頃になると身体に厚味も出てきて勝ち星にも恵まれるようになります。  

この日、引退を発表した森嶋がリングに現れ、観客に挨拶、9月19日、大阪府立体育会館で引退セレモニーを行うと発表しましたが、結局は実現しないまま終わっています。
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