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2020年07月24日12:47

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クリーピー 偽りの隣人

『クリーピー 偽りの隣人』
この作品は未見であった。観終わって消すと、世界ふしぎ発見があっている。大写しの久保田利伸、久しぶりに見たらえらい灼けてるな、と思ったら、さにあらず、副島淳という方だった。知らないけど、エグザイル系のヒトなのかな? マツコとサンドイッチマンのペヤングのCM.。これヤバいんじゃないの?と思ったけど、ペヤングって福岡にも販売するようになってんだ、と驚く。昔は関東圏だけではなかったかな。そんなことはどうでもいい。『クリーピー 偽りの隣人』である。万引き家族観たあとだからだろうか、こういう家族形態もありなのかな、と思ってしまった。アマゾンのレヴューでは散々なダメ出しで、やはり観るまいか、となるも、ロッテントメイトー的には92点のハイスコア、って他人の批評感想はどうでもよくって、怖そうだから躊躇していたわけだけれど、観ると、おもしろかった。北九州監禁事件うっすらあったようなメモリー。アマゾンのレヴューで、人々が堕ちるところが描写されていないという指摘も、なるほど、となるも、ラストまで観ると、それはそれでいいのかな、夫婦間の出来事があらわとなるけど、そこでなにかを示唆できてはいる。どの家庭でも他人が知らないことはあるわけであり、そういうこともにわかに拡がって想像させるセンスだから、説明過多にならずによいのである。不快映画とも言われていたけど、あまり不快映画とも思えなかった。羊たちの沈黙レヴェルであり、ヘネケほど不快ではない。キュアの禅問答のような展開よりは、より肉付けされているような、人間社会であり得る展開をイメージさせる。思春期の反抗期の子を使えば、いとも簡単に家族を堕とせるのか、と思ったが、ということは、川口春奈もそうだったのかな、と考えるも、そこは想像におまかせレヴェルとはなる。こうしたシチュエーション、怖いのはぜったい怖いのではあるが。あの竜が出てくる黒沢作品もそうだったけれど、この作品も黒沢流のハリウッドへのオマージュ、という感覚である。ハリウッドだったら、もっとショットわけをするところを、黒沢流では引いた絵の長回しにするわけで、そこが印象を大きく変えさせてしまうのだけれど。ラスト、あれが撃つ対象を逆にしていたら、不快を不快的にさせるのだろうけれど、アルドリッチやシーゲル、フライシャーを好きな彼は、そうはさせなくってよかった。


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