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2020年01月25日21:44

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週プロ流智美あの日あの時予想2019年総括(16)

第82戦 4月24日発売号●【予想】「平成」で生まれたライガー、「令和」で引退。(89年4月24日新日本プロレス東京ドーム)【正解】IWGPヘビー級王座決定トーナメント決勝戦橋本真也vsビッグバン・ベイダー。(同)【参考】2013年4月24日発売号は新日本プロレス、初の東京ドーム大会開催。(同)

【解説】89年4月24日と言えば、新日本プロレスが初の東京ドーム大会「格闘衛星闘強導夢 プロリンピックPART1」を開催した日であり、やはり業界的にも歴史的意義のある日でした。これは3月6日、大田区体育館での新日本プロレスの旗揚げ興行同様「2回廻し」が予想されるので、ドーム大会の中から視点を変えて予想。

2013年の回では、両国国技館を満員にすることすら出来なかった当時の新日本プロレスが敢えて東京ドーム開催に踏み切った辺りについての件と、メインイベントの猪木vsショータ・チョチョシビリ戦について流さんは書かれていましたが、2回目となるとやはり視点を変えて書いて来るであろうと予測。着眼点は同じでしたが選んだ試合が違いました。

猪木vsチョチョシビリを除く当日の試合数は13。その中からピックアップすることにしました。19年3月6日、大田区総合体育館で石森太二のIWGPジュニア・ヘビー級王座に挑戦して敗れた獣神サンダー・ライガーは翌日の一夜明け会見で来年(20年)1月、東京ドームでの引退を発表しています。

ジュニアの重鎮、世界の獣神であるライガーの31年に亘る功績はあまりに大きく、団体の垣根を超えた「スーパーJカップ」、WCW進出、ジュニア8冠統一、さらに「ベストオブ・ザ・スーパージュニア」をヘビー級の「前座」ではなく、大会場でのメインイベントまで持っていったこと。

対ヘビー級で見せた「バトルライガー」、悪の化身「鬼神ライガー」など多彩なキャラクターでも観客を魅了しました。

ライガーが初めて出現したのがこの日のドーム大会。その正体はイギリス遠征に出てリバプールの風となったあすなろ戦士と言われています。ライガーは永井豪原作のアニメのヒーローでした。試合は11試合目に組まれています。

対戦相手は、初代タイガーマスクのライバルとして知られた小林邦昭。ライガーは9分55秒、変型バックドロップホールドと言える「獣神原爆固め」で小林邦からフォール勝ちを収めています。

同年5月25日、大阪城ホールで馳浩を8分39秒、獣神原爆固めで破りIWGPジュニア・ヘビー級王座を獲得。8月10日、両国国技館で佐野直喜に負傷した肩を痛めつけられ、15分38秒、片エビ固めでフォール負けを喫し王座転落。

獣神ライガーから獣神サンダー・ライガーにフルモデルチェンジしたのが翌90年1月31日の大阪府立体育会館大会、この日佐野にリターンマッチを挑んだライガーは20分、初公開となるシューティング・スタープレスからの片エビ固めで王座奪回を果たしました。

初の東京ドーム大会開催にあたり、IWGPヘビー級王者、藤波はベルトを返上し、この日ワンナイトによる王座決定トーナメント「闘強導夢杯」が行われました。 

結果は以下の通り 
1回戦
ビッグバン・ベイダー(5分52秒体固め)蝶野正洋
藤波辰巳(4分51秒三角絞め)ウラジミール・ベルコビッチ
ビクトル・ザンギエフ(3分56秒原爆固め)バズ・ソイヤー
橋本真也(3分41秒首固め)長州力
準決勝戦
ベイダー(14分37秒片エビ固め)藤波
橋本(7分28秒足4の字固め)ザンギエフ
決勝戦
ベイダー(9分47秒体固め)橋本

ベイダーがワンナイトトーナメントを制し、第4代IWGPヘビー級王者となりました。橋本は凱旋帰国でしたが1回戦でサソリ固めに来た長州を首固めに丸め込む金星を上げましたが、まだまだ怪物ベイダーの牙城を崩すまでには至らず。蝶野はドーム大会の為に一時帰国、10月の闘魂シリーズに帰国してから日本に定着しました。

※対戦成績は82戦17勝65敗。
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