2019年1月16日(水)
『ワイルド・ストーム』(2019年)
監督:ロブ・コーエン
名駅・ミッドランドスクエアシネマ2
とある巨大ハリケーンが押し寄せようとしている街が舞台。
保安官たちが住民を徹底的に避難させたため、街はもぬけの殻になっていた。
街には古いドル札を回収し裁断する国の施設があった。
金庫に眠る莫大な札束を狙って、強盗団が無人の街へやってくる。
ハリケーンが迫り来るなか、装甲車のような気象観測車に乗るお天気博士と、彼の兄の修理屋、そして施設の女性セキュリティ係の三人が、強盗団に立ち向かっていく・・・・
つっこみどころが満載だが、とにかく勢いで最後まで見せてくれる。
強風にあおられて主人公たちが宙をゆらゆらと舞うシーンは喝采もの。
結局この日は5本見ることになるのだが、朝一番の景気づけにピッタリのアクション映画だった。
『The Witch/魔女』(2018年)
監督:パク・フンジョン
駅西・シネマスコーレ
2本目は血しぶき満載の韓国発ガールズ・アクション映画。
韓国のとある田舎町に住む女子高生・ジャユンが主人公。
幼いころに酪農家夫婦に拾われジャユンだったが、いまは愛らしい孝行娘に育った。
しかし、畜産価格の暴落で貧窮し、そのうえ母親が認知症になってしまう。
父親の気苦労をなくし、母親の治療のためにもジャユンはお金が欲しかった
そんなおり、ジャユンの女ともだちで警察官の父を持つ、前髪をカールに巻き付けたバカ娘が、彼女に勝者には高額賞金が出る新人タレントのオーディション番組に出ないかともちかけた。
朴訥なジャユンは酪農少女という田舎くさい愛称をえて、オーディションを勝ち抜いていくのだった・・・・
えんえんと、田舎娘が芸能界デビューをめざす、韓国版のスター誕生みたいな話が続くので、実はうつらうつらしてしまった。
ハッと気がついたら、酪農少女がバンバンと死体の山を作っていくシーンだった。
後半は血しぶきバッチリ、怒濤の展開となり、ついにジャユンは悪の総本山に乗り込んでいく。
その最高潮に達しようとしたとき、
えっ、これって続き物なの?
となる。
寸止めもいいところ。
はやく、続編が見たいぞ!
見どころはヒロインのジャユンを演じたキム・ダミちゃん。
若いころの優香みたいだ。
キム・ゴウンに続いて、目が離せない韓国の女優さんが、またひとり増えた。
重ねて書く。
はやく、続編が見たいぞ!!!
調子が出てきたので、このあと3本見てきた。
ログインしてコメントを確認・投稿する