若者たちは革命を求めているが、それは性愛に置き換えられているのでしかない。『処女ゲバゲバ』である。御殿場に現れるオテンバたち。遊びが止まらない。遊びばかりしてたら、いかんねん。しかし観念的だけれど、足立正生の脚本ほど理念ぽっくならず大和屋竺、あくまでもアクションを施す。パゾリーニもどきに砂漠と磔なれど、モンタージュはスパッスパッと歯切れが良い。殺しの烙印は砂漠で落札される。大人たちがつくった世界で、無邪気に凌辱される。お転婆な男女たちは抗えども、どこに向かって、それを発射させなきゃいけないのか分からずに悪戯に翻弄される。裏切りさえ死語になったこの現在からみれば、律義に義理がまだあるあの砂漠の世界、それだからこそ、ヒトは信念を求めていること、ここかしこに伝わってくる。御殿場に現れるオテンバたち、遊びが止まらない。
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