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2016年03月11日00:27

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ヒッチコックワイルダー覚書9




ヒッチコックとワイルダーのノエーシスとノエマ メモ
ハリウッドが表わすストーリーラインには定型があり、それを表わしながらも(或いは、搔い潜りながら)、指向性は違っているもの、よって意味する対象も違ってくる。ヒッチコックとワイルダーは黄金時代のハリウッドで、そうしたヒネクレ表わしてるからオモシロいのかも。

ヒッチコック
 ★殺意とは何かの考察が成されると同時に、疑いの増殖がストーリーラインに表わされる。
 ★『北北西に進路を取れ』や『海外特派員』に表わされるナショナリズムなり、『疑惑の影』のスモールタウンなり、『知りすぎた男』もそうだけど前述したテクストもヒッチコックのほとんどに表わされる家族社会なり、友愛の社会が表わされ、そこから不純物を取り除くストーリーが描かれる。と同時に、見ているなかで、視覚性、脳内世界、或いは意識の志向性が二転三転、と変化していくように、視覚表現に意識世界の変化が成される。『めまい』のノヴァクの変化に表わされるように、綺麗なアメリカの回復のようでありながら、ミステリアスな残余はつねにあるのである。
 
ワイルダー
 ★アメリカニゼーション- 合理性社会 –のなかでの、人間性の回復。『アパートの鍵貸します』では主人公は隣人の医者から人間性を取り戻せと言われるが、ラストは取り戻し、『お熱いのがお好き』ではレモンはラスト、どんどん素になり、金持ちから完璧な人間はいないと言われながらのヒューマニティーあらわし、『昼下がりの情事』のクーパー演じるアメリカン リッチマンもラストは人間性を取り戻す。
 ★たしかに見ているが気が付かないもの。
 ★意識の志向性:陽と影のコントラスト、やがて。。。
 チェックのため、近々、『お熱いのがお好き』を観よう♬



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