安置所に置かれた幾体もの死体が、お前さんなんで此処にいるんだい?これこれこーいったわけがあってねー、とはじまり、彼ら死体の会話がいくつかあったあと、死体と成り果てた主人公ジョー・ギリスが自分にはこういったわけがありましてね〜、と身の上話を語り始めるオープニング。実際に撮影され、実際にプレミア上映がされたわけであるが、多くのオーディエンスは気味悪がって劇場をあとにした、と聴く。ワイルダーはこのオープニングにそうとう自信を持っていたらしいから、削除されたときには、かなりダメージを受けたとのこと。死体同士に喋らせるとは、、こうした悪趣味もまたワイルダーらしい魅力である。
ヘップバーンはヒッチコックから、レイプされ殺される役をオファーされて断ったと聴くが、この作品ではないかもしれないけど、ジャネット・リー演じるマリオンにはその祖形がみえる。かりに、ヘップバーンがオファーされていたとしても、そうした殺され方以前に、会社の金をくすねる、という役はヘップバーン的にNGだろうし、それ以前に、真昼のアバンチュールは実際にワイルダーの作品でしてるからOKだとしても、ヘップバーンがオトコに向かって、ねー、あんた、奥さんといつ別れてくれるのよ〜、というのはオードリー的には、、かなりNGだと思われる。
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