あいつと私おもしろかった。冒頭の学生たちの議論やお嬢さんたちの言葉、エイティーズのホイチョイの中山美穂や原田知世、シクスティーズの月曜日のユカや初恋時獄篇、或いはいつか忘れたけれどガングロのチョベリバよりも新鮮だった。同時代の渚大島の学生たちの言葉よりも、なにか新鮮だった。録画だけど始まる前に、不適切な言葉があるけど作品を尊重してそのままお届けする、ってあったけれど、コンセンサスやポリティカルコレクトネスに現在はひっかかる差別用語みたいなのかと思ったら、若き頃の桃井かおり映画で使われるものですら可愛く思えるようなキワドイ言葉が、平気な顔して芦川いずみや吉永小百合、裕次郎のまわりをビュンビュン飛び交わしていた。テンポよく、爽やかな青春群像だけれどなんか底はドロドロしていながら実直なセリフ、なるほど中平廉作品だな、と唸る。普通に青春映画としても、とても爽やかなものでもある。
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