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2025年08月25日18:13

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薬師丸ひろ子映画祭��


薬師丸ひろ子映画祭��
薬師丸ひろ子映画祭である。かつてはアイドル映画を蔑視していたが、森田芳光相米慎二を通じてかそれらに出会ったり、角川映画も見出し、アイドル映画を愉しみ観賞するナウ。ナウいね。アイドル映画を観賞とは言っても、薬師丸や斉藤由貴の作品であり、森田や相米という映画作家主義へ探訪するため、、、あっ、大林亘彦は前から観ていたか、、でもこれもアイドル映画を求めて、というより、大林ワールドを求めて、ではある。とはいえ、エイティーズはなんだかそれまでの歌手なんかが出る映画に比すればアイドル映画然が強いのはある。それまでの、山口百恵にしてもピンクレディにしても早く大人になりたい或いはもうわたし大人の女性なの、そうなの、が強かったのに比すれば、エイティーズのアイドル映画は女子っている。サンリオが生み出すカワイイもこの頃に生まれたものだろうし、まだ女子でいたい的な傾向がここらから生まれ時代は変わってきたのではなかろうか。松田聖子は山口百恵に対し、そうした傾向が見えるし、それは大人になる少女の通過儀礼的な薬師丸ひろ子や原田知世の映画作品の傾向にも表されるものである。もちろん、そうした通過儀礼的なものは山口百恵、或いは彼女より少し前の関根恵子の作品にも見られるが、全共闘の余波というか残滓が社会の空気にまだまじっているセヴンティーズにおいては、前世代に代わって私が時代をつくる、といったアダルト度がまだまだ強くあるのであり、サンリオや松田聖子の登場があったエイティーズとは明らかに違うのでは、と思えてくる。エイティーズは俄然”女子”力が強くアピールされ、アダルトに代わってカワイイを主張しだしたのである。こうやって1億人総ハクチ化が研ぎ澄まされてきたのである。ハクチでなにがわるい?相米慎二はデビュー作品『翔んだカップル』(柳沢きみおの漫画作品が原作)をつくるにあたり「なんでこんなお子様ランチみたいな映画を撮らなきゃなんないのか」みたいな感じで嘆いたらしいけれど、その後はその作品に引き続き薬師丸ひろ子と、そして斉藤由貴や牧瀬里穂やキョンキョンとアイドル起用の頻度は多くあり、ロリコンというよりは彼自身の頭のなかが乙女している大林亘彦のほとんどの作品の主人公は少女、そして森田芳光はアイドル映画真っ向勝負はそうはないけれど(あっ商業映画デビュー後のすぐに、シブがき隊主演の作品をしている)、大林も相米も根岸吉太郎も、当時のライバルたちがみな薬師丸主演映画をやってるんだから、俺も参戦とばかりにか、メインテーマやってるし、60〜70年代にお子様に人気があったテレビドラマのケンちゃんシリーズを主演した宮脇健を日活ロマンポルノにキャストしたり、あまりドラマとは関係ないような工藤静香を担ぎ出したり(他の作品でも、太田裕美や戸川純といったポップスターたちを要所要所にキャストするアンディウォホールのようなポップアートな上手さがある)と変化球を投げたりするが、80年代の巷でも平凡や明星だけではなくボムやダンクなどアイドル雑誌が溢れんばかりで、もはや1億人総ハクチ化が研ぎ澄まされていた時代、ハイル!アイドル!の時代、それがエイティーズってもんだぜ、おっかさん。そしてそのなかでも、時代の頂点にあり、時代を映す鏡よ鏡、世界で一番美しいのは誰?的な存在が、松田聖子とともに薬師丸ひろ子であったのであろう。ジャジャジャジャーンびっくりマーク(アニメ)びっくりマーク(アニメ)びっくりマーク(アニメ)びっくりマーク(アニメ)
                     つづく

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