チャップリンは赤狩り騒動に巻き込まれアメリカ国外追放となり、ブニュエルはハリウッドにいるときお前か『黄金時代』をつくった奴は、と問われ、シ、セニョールと答えると、ここから出て行け、となりメキシコに旅立ったと聴くが、セヴンティーズは政治的にも宗教的にもいかなるイデオロギーの頭デッカチもやわらいだのか、チャップリンは72年にオスカー名誉賞受賞で壇に立ち、翌73年、ブニュエルはブルジョワジーの密かな愉しみが外国映画賞受賞したからか、ハリウッドで同じジェネレーションのヒッチコック、ワイルダー、ウィリアムワイラー、ジョージスティーヴンスたちにウェルカムされ、同じ足フェチのヒッチコックとシュルレアリスムの話しで盛り上がったらしく、めでたしめでたし、と相成る。
エットーレ・スコラの遺作『フェデリコという不思議な存在』。もちろんフェリーニを描いたもの。
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