人工的に福音が勃興する亜米利加に比すれば、風化的に基督教が衰退しているような印象の欧羅巴であるが、ブニュエルやフェリーニのレリジアス意識、なんであんなに身体に染み付いていたんだろうと悩んでいた過去を顧みるかのような欧羅巴の現在なのであろうか。無宗教ゆえ或いはヤヲロズ八百八町文明的に私的にはファンタジーとして、そして人間ドラマとしてふたりを愉しむ。
行ったら行ったで炎の十字架に吊るしあげられるのではないか、と恐怖に感じていたが、アジア人が行っても平気な様子である。
あっそうか、旧約か。とんがり頭の白装束が暴れまくることはないんだ。安心して行ける。かも。
ぜったいに、こんなことあるわけないじゃない、とは言えないけれど、こんな袋と籠ばかりのテーマパーク、ぜったいに行きたくない。
来てるヒトはひやかしとかほとんどいないだろうし、ほんとにあったと思っているヒトばかりだと思うけれど、船内の資料を見て、科学的に立証されている、と確信しているんだろうな。
しかしそこにこそ、ファンタジーと人間ドラマが息衝いている。
ログインしてコメントを確認・投稿する