アレンとアルトマンは神を信じているかいないかは分からないし、それは別にして、テクストにおいてヒューマンを写し取ることのみを試みていると思うが、スコセッシとリンチは贖罪や恩恵や啓示というロゴスが彼らのテクストにはチラチラと、どころではないぐらいキラキラ華やかにあらわされていて、されどキリスト教というではなく、マハリシヨーギ―を祖とするTM乃至ニューエイジの、ど真ん中ジェネレーションのテーマを描いてみせている、そのように思える。ニューエイジの継承はノーランとアロノフスキーに神秘的かつ科学的に受け継がれているように思えるけれど、まさに神がかりなアロノフスキーに比してノーランは、メメントを始めとしてあれこれの作品に表されるように、時間に潜在する意識というものに関心があるように思えるけれど、どちらにしてもふたりとも、神の栄光を目的とするクリスチャンってよりは、アメリカンの自己実現を究極的な目的とするニューエイジのセンスはある。
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