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2025年01月11日10:32

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週プロ流智美あの日あの時予想2024年総括(5)

第326戦、2月7日発売号●【予想】ファンク兄弟二人を世界王座から引き摺り降ろした天敵レイス、NWA世界ヘビー級選手権試合、テリー・ファンクvsハーリー・レイス(77年2月6日、日本時間7日、カナダ・トロント・メープルリーフ・ガーデン)【正解】絶対に下に落とすな!と警察から厳命を受けて実現した一戦、ネイルデスマッチ、猪木vs上田馬之助(78年2月8日新日本プロレス日本武道館)

※参考2014年2月7日発売号は○【予想】猪木、国際軍団と2度目の1対3マッチ【正解】史上最高視聴率を叩き出した1対3、再戦の明暗、変則マッチ、猪木vsラッシャー木村&アニマル浜口&寺西勇(83年新日本プロレス蔵前国技館)この時点での対戦成績は22戦7勝14敗、勝率319。

【予想解説】第51代NWA世界ヘビー級王者「テキサスブロンコ」テリー・ファンクは75年12月10日(現地時間、日本時間11日)、フロリダ州マイアミビーチ・コンベンションセンターでジャック・ブリスコを28分、首固めで破り王座獲得。

第46代王者ドリー・ファンク・ジュニア(69年2月11日〜73年5月24日)に次いでNWA世界ヘビー級王者を獲得、史上初の「兄弟揃ってNWA世界ヘビー級王者戴冠」を成し遂げました。

日本時間の75年12月11日は日本武道館で百田家主催、全日本プロレス、国際プロレス、日本プロレス(興行会社としては活動停止しており、名前だけ)協力による「力道山13回忌追善記念興行」が行われており、百田義浩リングアナウンサーから観客に「テリーNWA世界ヘビー級王座獲得」がアナウンスされると大歓声が沸き起こり、来日中の兄ドリーは弟の快挙を喜んでいます。

テリーはNWA世界ヘビー級王者として翌76年6月「NWAチャンピオン・シリーズ」に来日。前王者ブリスコの時は1シリーズ4〜5回のタイトル戦(リターンマッチ含む)が常態化していましたがテリーの防衛戦は6月11日蔵前国技館での鶴田との試練の十番勝負第3戦の1回のみ。1−1から、鶴田がフライング・ボディシザースドロップの位置をずらされ、トップロープに喉元を打ち付けられての体固めで鶴田がフォール負けしています。

馬場は鶴田戦の2日前の6月9日新潟市体育館でテリーとシングルマッチ60分3本勝負で対戦。1−1から両者リングアウトで引き分けていますが、これはヤンチャ時代からテリーを知る馬場が格上意識を出して挑戦しなかったと思われます。

77年2月6日(現地時間)カナダ・トロント・メープルリーフガーデンでレイスの挑戦を受けたテリーは14分10秒、レイスの新兵器、フロント式インディアン・デスロックでギブアップ負け。タイトルを失いました。

奇しくも73年5月24日(現地時間)カンザス州カンザスシティ・メモリアルホールでドリーが敗れて王座を明け渡したのと同じレイスが相手でした。この時は57日と短命王者に終わったレイスですが、2度目の戴冠以降は数度の短期転落を繰り返しながら長期政権を築くことになります。

【正解解説】今回の正解は2012年2月8日発売号の既出ネタで2024年2月8日発売号に予想しましたがこちらも2016年2月8日発売号の既出である猪木vsスタン・ハンセンのNWFヘビー級選手権試合(80年2月8日新日本プロレス東京体育館)が正解でした。

78年「新春黄金シリーズ」最終戦、2月8日、日本武道館、この日はダブル・メインイベントで前77年4月30日、メリーランド州ボルチモアでブルーノ・サンマルチノを破り、第7代WWWFヘビー級王者となったスーパースター・ビリー・グラハムが新日本プロレスに参戦。

ダブルメイン第1試合は新日本プロレス史上初のWWWFヘビー級選手権試合が開催されBグラハムには坂口征二が挑戦。場外でBグラハムは坂口をベアハッグに捕らえ、背骨を鉄柱に叩きつけてリングアウト勝ちでBグラハムが王座防衛を果たしました。

ダブルメイン第2試合は猪木と上田による釘板デスマッチ時間無制限1本勝負。ネイル・デスマッチとも言い、リング下全方向に五寸皿ボードがギッシリと敷かれた状態での一騎討ち。落ちたら死んでしまう可能性もあり文字通りのデスマッチ。

上田が釘板デスマッチを提案し、猪木がこれを受諾すると、それまでカードが弱くて前売が売れていなかった日本武道館大会のチケットの売れ行がグーンと伸びたと言います。

序盤は日本プロレス時代にはセメントの強さでは定評のあった上田が猪木と見応えのあるグラウンドの攻防を展開、試合が白熱してくると上田は猪木を場外に落とそうと、ストンピングで場外に蹴落とそうとしました。猪木はサードロープに左足を一本引っ掛けただけのところまで追い込まれましたが生還。

猪木は上田の左腕をアームブリーカーで集中攻撃しついに上田の左腕を破壊、セコンドについていたタイガー・ジェット・シンは自身も74年6月26日、大阪府立体育会館で猪木に右腕をへし折られた(実際には亜脱臼)経験からタオルを投入。11分2秒、猪木のKO勝ちの裁定が下されました。

※対戦成績は326戦56勝270敗、勝率172。
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