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2024年08月09日20:01

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ストロング小林さん追悼最終章(773)

81年8月27日、港区南青山の新日本プロレス事務所で新日本プロレスの新間寿営業本部長、国際プロレスの吉原功代表が出席し、国際プロレスの団体の存亡を賭けて新日本プロレスとの全面対抗戦を行うと発表しています。

国際プロレスは8月9日北海道・羅臼町民グラウンドで行われた「ビッグ・サマー・シリーズ」最終戦を最後に興行活動を停止、興行会社としての機能を失っていますが、実際の「団体崩壊」というリアルとリング上の対抗戦で「団体の存亡を賭ける」アングルとの虚実ないまぜにした記者会見でした。

正式な出場選手と対戦カードは9月7日新宿・京王プラザホテルにて発表されるとのことでしたが、2日前の全日本プロレスの「創立10周年記念ジャイアント・シリーズ」のメンバー発表を見て、あわてて会見を行った感は否めません。

この日、新日本プロレスは「ブラディ・ファイト・シリーズ」第6戦が福岡県北九州市若松区文化体育館(観衆3,200人超満員発表)大会を開催、メインイベントは右足首靭帯損傷をおして出場の猪木が藤波辰巳&長州力とトリオを結成し、スタン・ハンセン&ディック・マードック&ピート・ロバーツ組と6人タッグマッチで対戦。ハンセンとマードックはこれが初タッグ結成。

1本目は7分10秒、マードックが藤波を体固め、2本目は僅か49秒、藤波がPロバーツを回転エビ固め、決勝の3本目は1分55秒、ハンセンが長州をウェスタン・ラリアートからの体固めで破り、2−1でハンセン&マードック&Pロバーツ組が勝利を飾っています。

セミファイナルは坂口征二と上田馬之助のシングルマッチ45分1本勝負で4分37秒、坂口の反則勝ち。

セミ前はタイガー戸口とバッドニュース・アレンがシングルマッチ30分1本勝負で対戦、8分3秒、両者リングアウトとなりました。

タイガーマスク&木村健吾組とブラソ・デ・オロ&ブラソ・デ・プラタ組のロス・ブラソスの一戦は10分27秒、タイガーマスクがプラタを体固め。

ジム・ドゥーガンは星野勘太郎を8分52秒、体固めで破り、エル・ソリタリオは剛竜馬に8分4秒、体固めでフォール勝ち。永源遙&前田明(日明)組vs藤原喜明&荒川真組は16分36秒、藤原が首固めで前田日を降しました。

第7戦、8月28日長崎県諫早市体育館(テレビ生中継、観衆2,300人満員発表)大会。メインイベントは猪木vsマードックのシングルマッチ60分1本勝負。両者のシングル対決は71年12月4日日本プロレス、仙台・宮城県スポーツセンターでのUN選手権試合以来、約10年ぶり。

試合前に、半年間のメキシコ、アメリカ遠征から凱旋帰国したストロング小林がリングに上がり観客に挨拶、テレビ朝日「ワールドプロレスリング」の放送席にゲストとして座っています。

10分過ぎ、猪木がロープ越しにマードックをブレーンバスター、しかし上田が竹刀を持って乱入、放送席にいたS小林が慌てて飛び出す。猪木はコブラツイスト、マードックは堪えてロープ際でもつれて両者場外に転落。上田が竹刀で猪木に殴りかかりますがS小林が静止、その間にレフェリーの場外カウントが20を数え終えてしまい、11分31秒、両者リングアウトの引き分けに終わりました。

セミファイナルは坂口&藤波&長州組とハンセン&アレン&Pロバーツ組の6人タッグマッチ45分1本勝負。11分2秒、ハンセンが長州をウェスタン・ラリアートから体固めで破りました。

セミ前、タイガーマスクはオロとシングルマッチ30分1本勝負で対戦し10分54秒、体固めでフォール勝ち。

この日の「ワールドプロレスリング」生中継は上記3試合が放送されています。

因縁の戸口と上田のシングルマッチ30分1本勝負は4分25秒、両者フェンスアウト。星野はプラタを91秒、体固めで破り、ドゥーガンは木村健に6分49秒、体固めでフォール勝ち。ソリタリオは藤原を10分28秒、体固めで降しています。

ベテラン勢対ヤングライオン、永源&荒川組vsG高野&前田組のタッグマッチ20分1本勝負は12分44秒、荒川が珍しい逆さ押さえ込みで前田からフォールを奪いました。
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