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2024年07月13日19:51

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ストロング小林さん追悼最終章(746)

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81年新日本プロレス「第4回MSGシリーズ」もいよいよ大詰め、第25戦は6月3日、愛知県体育館(テレビ収録、観衆11,000人超満員発表)大会。

メインイベントは猪木がダスティ・ローデスと組んでボビー・ダンカン&サージェント・スローター組と対戦したタッグマッチ60分1本勝負。10分49秒、猪木がスローターを延髄斬りからの体固めでフォール勝ちし猪木&ローデス組の快勝となりました。

セミファイナルはWWFヘビー級選手権試合60分1本勝負。ボブ・バックランドにハルク・ホーガンが挑戦。このシリーズ、バックランドの防衛戦は1度だけ。挑戦者に選ばれたのは進境著しいホーガン。

ホーガンが怪力を利してベアハッグから、担ぎ上げてのシュミット式バックブリーカー、バックランドも反撃しますがロープに飛んでのジャンピング・ボディプレスはホーガンが両膝を立てて自爆させました。

バックランドは首固めを見せるもカウント2、強烈なジャンピング・パイルドライバーからカバーにいくもホーガンは返していきました。両者もつれて場外に転落、ホーガンが勢い余り場外フェンス越しにバックランドを投げて、12分30秒、バックランドの反則勝ちでタイトル防衛に成功しています。

この日は公式戦が最終日、2試合組まれ、まずは坂口征二とマイク・マスターズの一戦、僅か1分33秒、坂口が体固めでマスターズを破り、10戦5勝1リングアウト勝ち2敗2分け、失点17で33点。マスターズは10戦全敗で最下位でリーグ戦を終了しました。

次にセミ前に行われた優勝決定戦進出が賭かった最終公式戦、「新日本プロレス育ち」最強外国人頂上対決、37点のスタン・ハンセンと36点のタイガー・ジェット・シンの対戦。ゴング前からシンがターバンでハンセンの首を絞める奇襲攻撃を見せましたがハンセンもパワーで反撃、シンはチョーク攻撃でハンセンの動きを止めようとしましたが、ハンセンはロープ際でウェスタン・ラリアート。

場外に転げ落ちるシン、追うハンセン、場外乱闘となり僅か2分43秒、両者リングアウトの引き分け。両者に2点が加算され1位は10戦5勝3リングアウト勝ち1敗1分、失点11のハンセン。シンは10戦6勝1反則勝ち1敗2分、失点12の38点で猪木と並んで同点2位となりました。

この結果から、6月4日、蔵前国技館で行われる優勝決定戦では、決勝進出者決定戦として先ずは2位同士の猪木とシンが対戦、その勝者が1位のハンセンと対戦するという、猪木は過酷な状況に追い込まれた形になりました。

シリーズ最終戦、6月4日、蔵前国技館(テレビ収録、観衆10,500人満員発表)大会。先ずはセミファイナル、決勝進出者決定戦時間無制限1本勝負。猪木とシンの一戦、猪木が足4の字固めを出すという展開になりましたが18分34秒、両者リングアウトの引き分け。

しかし、これは優勝決定戦に繋がる大事な試合、決着はつけなければなりません。再試合となり両リン防止の為、ランバージャック・デスマッチとして行われました。試合は3分35秒、シンがレフェリーの面前で猪木に急所打ち。レフェリーのミスター高橋は即座にシンの反則負けを宣告し、猪木の2位と決勝進出が確定。

続いて優勝決定戦、1位ハンセンと2位の猪木の対戦。既にシンと22分闘っている猪木はスタミナ切れ、ハンセンは嵩にかかって攻撃を加えていきます。しかし、場外戦となり先にリングに上がった猪木がハンセンにエプロン越しのドロップキック。7分45秒、猪木がリングアウト勝ちを収め、4連覇を果たしました。

猪木にとっては自ら身体を張って育て上げたシン、ハンセンという宿命のライバルをフォール勝ちではないにせよ、一夜にして連破したのは全4回中、最も価値のある優勝だったかと思います。

セミ前はバックランドとローデスがタッグを結成、ダンカン&スローター組とタッグマッチ60分1本勝負で対戦、9分11秒、バックランドがスローターをジャパニーズ・レッグロール・クラッチホールド(回転足折り固め)で破りバックランド&ローデス組が勝利を飾りました。

この試合はやられ役の2人が抜群に上手く、バックランドとローデスの良さを引き出してとても面白い試合でした。

タイガーマスクが5月13日横浜文化体育館大会以来の出場、藤波辰巳とのタッグでクリス・アダムス&マイク・マスターズ組とタッグマッチ45分1本勝負で対戦、マスクがより実戦的に改良されたタイガーマスクは動きもよく、14分13秒、ダイビング・ボディアタックからの体固めでアダムスをフォール、藤波&タイガーマスク組が快勝しています。

坂口と木村健吾のIWGPアジア・ゾーン予選は8分10秒、体固めで坂口がフォール勝ちしています。

なお、この日シンがIWGP参加の為、NWF北米ヘビー級王座、新日版アジア・ヘビー級王座、同アジア・タッグ王座(パートナーは上田馬之助)の4本のベルトを返上しています。結果的にはこれが新日本プロレスとの訣別の為の返上となった訳です。

※観戦チケットをアップ致しました。
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