マジカル・ガールおもしろかった。サブカル的にはそれがメインになることはない。少女が憧れるアニメ少女はゴッホにとっての浮世絵に描かれたジャポン的な遠く離れたもの。けど、この因果応報的な物語ストラクチャーは近松門左衛門的かも。岩井俊二や園子温が好きな監督らしいけれど、むしろ最初の方の緊張した雰囲気の空間づくりや陰に隠れて顔が見えないその空間づくりは黒沢清かのよう。でも、塚本晋也も好きなようであるから、それからのインフルエンスか。ふたりの少女を繋ぐマジカルな契機は見えない闇に隠された、人間の弱さを強さに転嫁させるものか。そうした意味ではサブカルなもの、とても人間味があるなにかである。
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