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2023年03月23日05:34

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週プロ流智美あの日あの時予想2022年総括(22)

第239戦、6月1日発売号●【予想】馬場、最後のインターナショナル王座防衛戦はNETが放送、vsジョニー・バレンタイン(72年日本プロレス大阪府立体育会館)【正解】「世界」の呼弥を自粛していた3王者が日本で同日に防衛戦(WWWFヘビー級、NWFヘビー級ダブルタイトルマッチ、ボブ・バックランドvs猪木、78年新日本プロレス日本武道館&PWFヘビー級選手権試合、馬場vsキラー・トーア・カマタ、78年全日本プロレス秋田市立体育館)【参考】2016年6月1日発売号はWWWFヘビー級、NWFヘビー級ダブルタイトルマッチ、ボブ・バックランドvs猪木、(78年新日本プロレス日本武道館)

【予想解説】3月2日発売号で坂口征二とバレンタインのUN選手権試合を予想して外れたので3か月後にバレンタインネタでリベンジしましたがまた外れました。

71年12月、猪木が会社乗っ取りを企てたクーデター犯として日本プロレスを除名・追放処分となり、自局のエースを失ったNET(テレビ朝日)は日本プロレスに対し日本テレビとの禁忌事項であった馬場の試合を放送させるように強く要請。

4月3日、新潟市体育館での生中継で馬場がNET「ワールドプロレスリング」に初登場、坂口と組んでディック・マードック&マイティ・ブルータス(ザ・ブルート、バグジー・マグロー)組を2−0で降しました。

これに激怒した日本テレビは5月12日、東京体育館からの生中継、馬場vsゴリラ・モンスーンの「第14回ワールド・リーグ戦」優勝決定戦を最後に18年続いた日本プロレス中継の放送は打ち切り。

シリーズ終了後の5月19日、ロサンゼルス・オリンピック・オーデトリアムで前71年12月7日、札幌中島スポーツセンターで馬場&猪木組のBI砲がドリー・ファンク・ジュニア&テリー・ファンク組のザ・ファンクスに奪われて海外に流失したインターナショナル・タッグ王座を馬場&坂口組の「東京タワーズ」が奪回に成功したリターンマッチはNETが収録、5月29日に放送されています。

「ゴールデン・シリーズ」6月1日、大阪府立体育会館で馬場は猪木の宿敵であったバレンタインの挑戦を受け、インターナショナル王座の防衛戦を行っています。

1本目は12分41秒、バレンタインが体固め、2本目は4分15秒、馬場の反則勝ち、決勝の3本目は僅か52秒、馬場が体固めでフォール勝ち、2−1で馬場が10度目の防衛を果たしています。

この試合は6月12日の「ワールドプロレスリング」で放送されていますが、馬場は7月29日に日本プロレスを離れて独立することを表明、インターナショナル王座は返上することとなり、この試合が生涯最後かつNETで放送された唯一の馬場のインターナショナル王座防衛戦(全日本プロレスになってからの82年6月17日、テキサス州アマリロ・スポーツアリーナでブルーザー・ブロディに挑戦したことはあり、また75年3月27日、韓国・ソウル市奨忠体育館での大木金太郎vs猪木のインターナショナル選手権試合はダイジェスト放送された)となりました。

馬場が亡くなった翌日の99年2月1日、「巨星墜つ」として馬場の死を各マスコミが報道しましたが、プロレス中継では日本テレビとライバル局となるテレビ朝日で、この馬場vsバレンタインと前述のロサンゼルスでのファンクスvs馬場&坂口組の試合が「ニュースステーション」の中で流され、「テレ朝にこの映像が残されていたのか!」と驚かされました。

馬場vsバレンタイン戦の前に大阪大会セミファイナルで行われた坂口&マサ齋藤組vsミル・マスカラス&キング・クロー組の試合はテレ朝チャンネル「ワールドプロレスリングクラシックス」で繰り返し再放送されている他、流さんが監修しているビデオパック・ニッポン&ポニー・キャニオンから2010年3月発売されたDVD-BOX「最強マスクマン烈伝」に収録され発売されており、現在も視聴可能です。

後はNET時代の馬場の試合を収録したDVDかBlu-rayの発売を期待するのみです。

【正解解説】2016年6月1日発売号ではバックランドvs猪木のシングル初対決となる新日本プロレス日本武道館でのWWWFヘビー級、NWFヘビー級のダブルタイトル戦を1度採り上げていますが、今回はこの試合に加えて、同年同日に全日本プロレスの秋田市立体育館で行われた馬場vsカマタのPWFヘビー級タイトル戦が紹介されています。

馬場vsカマタと言えば16分16秒、馬場が暴走して反則負け、PWFルールによりベルト移動となり、王座創設から5年3か月、38回連続防衛という日本記録がストップした試合として有名な試合であり、この試合だけでコラム一本十分書けるかとは思いますが、今回の流さんコラムはWWWF、NWF、PWFの3王座には「NWAの傘下に入って、タイトルから『世界』の二文字を削除した」という共通項があるという意味合いの内容になっています。

ちなみに新日本プロレス日本武道館の方は61分3本勝負で行われ、1本目は40分8秒、場外でのバックドロップから猪木がリングアウト勝ち、2本目は時間切れとなり1−0で猪木が勝ちましたが、3本勝負の場合は2本フォールかギブアップを取らなければベルト移動とはならず、共にタイトル防衛に成功(猪木は14度目の防衛)しています。

70年代半ばから後半の「東京スポーツ」では新日本プロレスと全日本プロレスのビッグマッチが被った時は両団体のバランスに配慮して1面に両団体の試合を入れて2面〜4面に団体別の詳報を載せるという紙面作りをしており、今回もその一環でした。そこから引用したと思われます。

※対戦戦績は239戦44勝195敗、勝率184。
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