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2021年11月28日07:35

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ジャンボ鶴田怪物伝説(952)

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まず本日11月28日は南アフリカ共和国に遠征に行く時にインド洋上モーリシャス沖で飛行機事故で亡くなられたハル薗田(本名園田一治、1987年11月28日、31歳で死去)「千両役者」永源遙(本名永源勝、2016年11月28日、70歳で死去)の命日にあたります。改めて故人お二方のご冥福をお祈り致します。

88年「新春ジャイアント・シリーズ」1月13日、鹿児島県立体育館(テレビ収録、観衆3,100人発表)大会。

メインイベントはインターナショナル・ヘビー級選手権試合、王者鶴田に全日本プロレス出戻り2シリーズ目のアブドーラ・ザ・ブッチャーが挑戦。

日記(948)にも書きましたが、両者のシングルでの対戦は81年4月26日、後楽園ホール以来6年9か月ぶり。80年〜81年にかけてはUNヘビー級王座を賭けて死闘を展開、80年10月13日、愛知県体育館では鶴田が3本目、ブッチャーの秘密兵器「山嵐」(アルゼンチン・バックブリーカーの体勢に担ぎ上げてから後方に倒れるバックフリップ)の前に敗れ王座転落。

同年11月4日、長野県松本市総合体育館でのリターンマッチは1−1から両者リングアウトの引き分け。翌81年1月22日、鶴田の地元、山梨県韮崎市運動公園体育館で1本目両リンから鶴田がフライング・ボディシザースドロップ(空中胴絞め落とし)でブッチャーを破り王座奪還を果たしていますが、インター王座を巡っての対戦は初。

鶴田はブッチャーにフライング・ボディシザース・ドロップを決めましたが、ブッチャーが巧みにポジションをずらし、ロープに近いところで落ちた為、鶴田はロープに首を強打し場外転落。それをブッチャーが追いかけ場外乱闘となり、リングに戻ろうとする鶴田を捕らえてエプロンで首を絞め続け13分25秒、両者リングアウトの引き分け。鶴田が5度目のタイトル防衛に成功しています。

セミファイナルは全日本プロレス本隊対天龍同盟、輪島大士&石川敬士組の元日大学生横綱、花籠部屋チームと天龍&阿修羅・原組の龍原砲の対戦。原が石川をロープに振ったところへ待ち受けていた天龍がエプロンからラリアット。続いてトドメとばかり原もヒットマン・ラリアットからパワーボムを決め24分41秒、原がエビ固めで石川をフォールしました。この日はテレビ収録マッチかつタイトルマッチでしたが、満員にはなっていませんてました。

天龍同盟は会場の規模、観客の多い少ないに関わらず手を抜かず25分近く闘い、激闘を制しています。

谷津嘉章&タイガーマスク組はピート・ロバーツ&バディ・ランデル組と対戦し13分42秒、谷津がパワースラムからランデルを片エビ固めで降し谷津&タイガーマスク組の勝利。
  
ジョン・テンタはポール・ハリスとシングルマッチで対戦し7分25秒、カナディアン・バックブリーカーでギブアップ勝ち。生粋のカナディアンであり、外国人にしては腰高ではなく安定感のあるテンタにはピッタリのフィニッシュホールドだと思います。

全日本プロレス本隊対国際血盟軍、馬場&ザ・グレート・カブキ組とラッシャー木村&鶴見五郎組は11分3秒、カブキがバックドロップから鶴見を体固め。

仲野信市&田上明組vsTNT&ブラック・アサシン組はコーナーの仲野にBアサシンがタックル。仲野はこれをかわし自爆したアサシンの後に回りスクールボーイ(横入り式エビ固め)に丸め込み9分22秒、仲野がアサシンをエビ固め。仲野&田上組が勝利を収めていますが、外様で身体の小さい仲野とキャリア入団の田上との序列はすぐに入れ替わることになります。

全日本プロレス本隊対天龍同盟、マイティ井上&渕正信組とサムソン冬木&川田利明組は、14分18秒両チームリングアウトの引き分け。

前87年6月、天龍と原の2人だけで起ち上げた天龍同盟デスが同年8月21日、「創立15周年記念サマー・アクション・シリーズ2」開幕戦、仙台・宮城県スポーツセンターで川田が天龍同盟入りを直訴。本隊で闘っていた冬木も9月15日、後楽園ホールで川田との共闘を宣言。2人の天龍同盟入りが決定。

アメリカではサンアントニオでタッグを組んでいた冬木&川田組でしたが同シリーズ最終戦の9月17日、新潟県小出郷体育館で冬木と川田が2人だけでユニットとしてタッグを結成、渕&ハル薗田組と対戦、12分1秒、川田が逆さ押さえ込みで大先輩の薗田からフォール勝ちしています。

次期「創立満15周年記念ジャイアント・シリーズ」からは本格的にタッグチームとして始動、10月24日、兵庫県姫路市厚生会館では石川&M井上組のアジア・タッグ王座に初挑戦。  

この日から正式に天龍の命名による「フットルース」 として始動しました。(巻頭写真参照)84年に日本でも公開されたケビン・ベーコン主演の同名の映画から取ったもので、チームのコンセプトは「自由な若者たち」入場時には頭にバンダナを巻いて登場。

モチーフとしては天龍がアメリカ遠征の時にクロケット・プロで見てきたリック・モートン&ロバート・ギブソン組のロックンロール・エキスプレス。しかしやってる本人達が照れくさそうにやっていた感じです。

フットルースと90年代前半の新日本プロレスで活躍していたら野上彰(AKIRA)と飯塚孝之(高史)のJJジャックスは照れくさそうにやっていた双璧だったかと思います。

全日本プロレス入りを希望しアメリカからやって来たジョー・プルートがこの日トライアウトマッチを行いました。「試験官」は佐藤昭雄で6分43秒、回転エビ固めで敗れました。入門テストの結果は不合格、全日本プロレス入りは叶いませんでした。

大熊元司&永源組と寺西勇&高木功組は10分25秒、高木が永源を首固めで丸め込んでの勝利。第1試合の栗栖正伸と百田光雄のシングルマッチは10分49秒、ジャックナイフ式エビ固めで栗栖が勝ちを収めています。
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