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2021年10月08日05:51

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ジャンボ鶴田怪物伝説(901)

87年「創立15周年記念サマー・アクション・シリーズ2」9月11日、広島県立体育館 (テレビ収録、観衆2,750人発表)大会。広島も新日本プロレスの興行人気は高く、全日本プロレスはいつも苦戦していましたがやはり今回も好カードを持ってきたにも関わらず、満員とは成らず。

メインイベントはPWFヘビー級王者、スタン・ハンセンとUNヘビー級王者、天龍によるダブル・タイトルマッチ。両者の対戦は82年1月のハンセン全日本プロレス移籍からシングル、タッグを問わず天龍はハンセンのウェスタン・ラリアットの餌食になり続けて来ましたが、前86年7月26日、金沢・石川県産業展示館でのAWA世界ヘビー級選手権試合で初めてシングルで天龍が12分8秒、両者リングアウトに持ち込み、ようやくハンセンに追いつきました。

天龍革命以降、初の一騎討ちであり、鶴田にリングアウトながら初勝利、阿修羅・原とのタッグでPWF世界タッグ王座を獲得、勢いに乗る天龍はここで一気にハンセンを倒し、PWFヘビー級王座も奪って三冠王者になりたいところ。

しかしハンセンはいつもの豪快なブルファイトではなく、天龍の攻撃をノラリクラリとかわす「受けの試合」を徹底、天龍の渾身のタックルで両者場外に転落、場外乱闘となり、鉄柵をを越えて乱闘を続け、23分10秒両者リングアウトの引き分け。ハンセンのラリアットは不発でした。これにより、ハンセンがPWF王座3度目、天龍がUN王座6度目の防衛に成功しています。

試合後、天龍は「ハンセンはただ暴れているだけ。ラリアットとか出すもん出さないで20分やったって…何で攻めて来ないのか、腹立つよ!」と納得がいかない様子でした。

PWFヘビー級王座を死守したハンセンには9月15日、後楽園ホールで輪島大士が挑戦することが決まりました。

鶴田はセミファイナルに出場、タイガーマスクと組んでニック・ボックウインクル&ジョー・ディートン組と対戦、翌9月12日、岡山県倉敷市営体育館でニックとインターナショナル・ヘビー級王座を賭けて闘う鶴田は最後の前哨戦です。12分53秒、バックドロップからの体固めで鶴田がディートンをフォールし、鶴田&タイガーマスク組の快勝に終わりました。
  
セミ前にはジャパンプロレスの谷津嘉章とジーン・リージョンのシングルマッチが行われ、5分41秒、監獄固めで谷津がギブアップ勝ち。

輪島&ザ・グレート・カブキ組はディック・スレーター&ネルソン・ロイヤル組と対戦、11分8秒、輪島がラリアットからの体固めで老雄ロイヤルからフォール勝ち。

全日本対国際血盟軍、馬場&石川敬士組とラッシャー木村&鶴見五郎組は9分20秒、石川が鶴見を逆さ押さえ込みに丸め込んで全日本本隊が勝ち星をあげています。

原&川田利明組の天龍同盟vsジャパンの寺西勇&頭部裂傷から復帰した仲野信市組は11分41秒、両チームリングアウトの引き分け。

マイティ井上とオースチン・アイドルのシングルマッチですが、M井上がストマック・ブロック(相手を担ぎ上げて前から膝を胃袋に叩きつける、シュミット式バックブリーカーの逆の形)からサマーソルト・ドロップを決めたところアイドルは苦しみだして動けなくなった為、レフェリーは試合終了のゴングを要請。4分50秒M井上のレフェリー・ストップ勝ちとなっています。

アイドルはこの一戦で肋骨を負傷し翌日から欠場、そのまま途中帰国となりました。

サムソン冬木&渕正信組と大熊元司&ハル薗田組は14分14秒、渕が首固めで薗田をフォール。全日本対ジャパン、佐藤昭雄&高木功組vs永源遙&栗栖正伸組は10分36秒、佐藤が永源を首固め。第2、3試合はいずれもフィニッシュホールドが同じでした。
   
第1試合の百田光雄と小川良成のシングルマッチは11分22秒、逆さ押さえ込みで百田が勝ちました。
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