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2021年09月03日12:18

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キネマの神様


キネマの神様おもしろかった。シアターに若いヒトも集まっていたので、山田洋次は人気あるんだな、それとも、志村けんのファンか、或いは、タイガースの隠れファン?と思ったが、エンドロールの歌でやっと気が付いた、あっ菅田か。観てからしばらく経つので、忘れてるとこもある。カイロならぬ鎌田の白黒のバラかと思ったけれど、銀幕の北川景子、綺麗だった。永野芽郁もだんだん宮本信子とそっくりに見えてくる。映画愛と男女愛が離れたままに進むな、となるも、孫との協働作業が愛の成就に繋がるのか、でも、あの死にざまは仰々しかったな。菅田将暉が幽体離脱したのだから死は想像でき、せめてピエトロジェルミの鉄道員のお父さんのように静かな死ぐらいでもよかったのではないかな、と思うも、いまだ映画へのオブセッションもつ情熱的な人間ゆえ、あれなのかな。ジュリーは上手い間(ま)の持ち主なのに、ブランクが開きすぎたのか、それとも山田洋次のアンサンブル演出なのか(たぶん後者であろう。家族はつらいよの集団アンサンブルの間合いと同じなセンスであった)、なにか活かされなかったようにも思えたりとなる。喜劇はやはりムジー。渥美清やピーターセラーズ、ジムキャリーの天才だったら、どんな作品でもアクト的には対応できようが、、、。橋爪功ののらりくらりと頑固ぶりはあのアンサンブルに合っていたが、あの作品の延長にあるような家族ドラマ(家族困らせるってのでは男はつらいよの延長した形もある)であるキネマの神様では、ジュリーと他のアクターのケミストリーがいまひとつ生まれなかったような感じがする。リリーフランキーは清水宏をモティーフにしてると思うが、清水宏は劇中で言われていた作風なのか。山田洋次作品としては可もなく不可もなく。家族はつらいよ2やダウンタウンヒーローズや黄色いハンカチや故郷を観たときの驚きからはかなりかけ離れている。

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