バットマン リターンズおもしろかった。バートンのなかでも好きな作品、なぜかを考えると、バットマン、キャットウーマン、ペンギンが三つ巴で最初に合うところがクールなとこ、キャットウーマンの登場の仕方とミャオと言ってからの爆発がいい。それにボンデージ的にSMチックなところなのかな。他にも記憶に残る印象的なとこ多々ある。バートン的にいつもの悲恋だけれど、けっこう激しい恋が表されるな。最終盤の電撃殺傷キスは激しい。子供も見れるような造りだからHなシーンはないにしても、かなりエロティシズムが燃え盛るようなストラクチャーである。またこれはアダルトチルドレンの先駆け的な作品なのだろう。ペンギンは不遇なアナキストチルドレンのままだし、ハローゼアと表されるネオンの部屋はミシェルファイファーがまだヤングのままで伝言メッセに残された男の声は自立と言っていて、彼女もまた同様にまだそこではアダルトチルドレンであること示される。バットマンは寧ろ脇役的で、他のふたりが目的が定かではない無秩序のなか暴れまわっている。そこにエロティシズムに潜む切なさも表されている。そこがこの作品の色めきなのかな、と今回は思わせられた。
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