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2020年05月09日23:26

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ジャンボ鶴田怪物伝説(602)

85年「激震!サンダー・ウォーズ」第21戦、6月8日、高松市民文化センター(観衆4,500人満員発表)大会。

本連載の84年編のジャパンプロレス旗揚げ興行(12月4日同所)の項でも書きましたが、高松市民文化センターと言えば新日本プロレスが「ワールド・リーグ戦」、「MSGシリーズ」、「IWGP」など春の本場所の重要な大会が開催されていた会場として知られて来ました。

新日本プロレスの高松、岡山武道館の興行を買っていたプロモーターの瀬戸内プロ企画はジャパンプロレスの社長、大塚直樹が新日本プロレス営業部長だった頃から懇意にあり、瀬戸内プロの代表がジャパンプロレスの前身である新日本プロレス興行の株主に名を連ねていたところから、新日本プロレスから全日本プロレスに鞍替え。新日本プロレスは前々日の金沢の永源遙ルートに続き、重要なマーケットであった高松、岡山も全日本、ジャパンに持っていかれてしまった訳です。

メインイベントは鶴田&天龍組の鶴龍コンビと長州力&アニマル浜口組の元祖・維新軍の対戦。5月17日、旭川市総合体育館常盤分館の開幕戦でのメインと同一カードでの再戦となりました。旭川では天龍が浜口からパワーボムでフォールを奪い、鶴龍コンビが勝っていますが、この日はジャパン主催とあって長州&浜口組は連敗は許されません。 

試合は12分27秒、天龍をコーナーに逆さ吊りにした長州、浜口が暴走し制止に入ったレフェリーに暴行を加え12分27秒、ジャパン軍の反則負けとなっています。

セミファイナルは馬場&石川敬士&グレート小鹿組とタイガー・ジェット・シン&ラッシャー木村&テリー・ゴディ組の一戦。9分33秒、シンがコブラクローからの体固めで小鹿をフォールし、シン軍団の勝利。

アニマル&ホークのザ・ロード・ウォリアーズは大熊元司&ターザン後藤組と対戦、アニマルがT後藤をベアハッグに捕らえてホークがセカンドロープからのダイビング・ラリアット。2分11秒、ホークがT後藤を体固めに決めています。

第7試合でマイティ井上にダイナマイト・キッドが挑戦したNWAインターナショナル・ジュニア・ヘビー級選手権試合が行われました。キッドの初来日は79年7月の国際プロレス「ビッグ・サマー・シリーズ」ですがこの時はM井上はヘビー級で闘っており、対戦は実現せず。シングルでは初対決となりました。

試合はM井上得意のサマーソルト・ドロップ2発目をキッドがかわし自爆、不用意に立ち上がったM井上をキッドが一瞬の隙をついて逆さ押さえ込み。11分47秒、カウント3が入り、ベルトが移動。キッドが新王者となりました。

キッドは日本では前84年2月に新日本プロレスでWWFジュニア・ヘビー級王座を獲得しており、日本では2度目のジュニア・ヘビー級のベルト戴冠となりました。

谷津嘉章&寺西勇組vsデービーボーイ・スミス&カナディアン・ルイス組は8分48秒、谷津がルイスをワンダー・スープレックス(フロント・スープレックス)から片エビ固めで破りました。

全日本対ジャパン、タイガーマスク&園田一治組と小林邦昭&保永昇男組は13分10秒、両チームリングアウトの引き分け。栗栖正伸とマリオ・ミラノのシングルマッチは8分46秒、ミラノが首固めでフォール勝ち。

全日本対国際血盟軍、渕正伸&グラン浜田組vs鶴見五郎&剛竜馬組は11分48秒、渕&浜田組の反則勝ち。全日本対ジャパン、佐藤昭雄と仲野信市のシングルマッチは8分5秒、佐藤がソバットからの片エビ固めで完勝しキャリアの差を見せつけています。

第1試合の全日本対ジャパン、百田義浩&百田光雄組の百田兄弟と新倉史裕&笹崎伸司組の一戦は11分16秒、光雄がバックドロップからの片エビ固めで笹崎を降し、百田兄弟が兄弟の絆の強さを見せました。

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