第87戦 5月29日発売号○馬場、ドン・レオ・ジョナサン破り第12回ワールド・リーグ戦優勝。(70年日本プロレス日大講堂)【参考】2013年5月29日発売号はNWA連合軍、ビンスの全米制圧に対抗しニューヨーク近郊でビッグマッチ開催。(84年ニュージャージー州イースト・ルーサーフォード・メドーランズ地区ブレンダン・バーン・アリーナ)
【解説】1月30日以来実に17週ぶりの勝利。70年の日本プロレス、第12回ワールド・リーグ戦はドン・レオ・ジョナサン、前年度準優勝のクリス・マルコフ、ターザン・タイラー、ダッチ・サベージ、ザ・コンビクト(スタン・フレイザー)、ネルソン・ロイヤル、ポール・ジョーンズ、パンピロ・フィルポの外国人勢が参加。
日本側は前年度優勝者である猪木、馬場、坂口、吉村道明、ミツ・ヒライ、山本小鉄、大熊元司、高千穂明久が出場。キム・イルこと大木金太郎はアメリカ遠征中であり、不参加。
この年の開幕戦となる4月4日、台東体育館での入場セレモニーでは前年度優勝者である猪木が最後に入場をしています。日本プロレスのワールド・リーグ戦は日本側vs外国人側が総当たりリーグ戦を行い、両陣営の1位同士が優勝決定戦を行います。
○あらゆる勝ち1点、△時間切れ、両者リングアウトは0.5点、●あらゆる負けは0点。
開幕戦では「囚人男」214cm、180Kgの怪物コンビクトが大熊を1分8秒で降しました。
猪木はジョナサンに勝ったものの、マルコフに反則負け、サベージと両者リングアウトとなり6.5点。馬場はジョナサンと時間切れ引き分けとなり、マルコフに両者リングアウトで負けなしの7点で1位。
坂口はジョナサンに負け、サベージに反則負け、マルコフと両者リングアウトで5.5点に終わりました。
なお、吉村は5月6日の鹿児島県立体育館でタイラーを回転エビ固めで降しましたが脇腹を痛め以後欠場となりましたが、不戦敗扱いとはならず。
外国人勢はジョナサンが猪木に負け、馬場と時間切れ引き分けの5.5点で1位。マルコフは猪木から反則勝ちを奪い、馬場、坂口とは両者リングアウトでしたが高千穂に反則負けで取りこぼして5点。
実力者サベージも坂口から反則勝ちを拾いましたが馬場に負け、猪木、大熊と両者リングアウトとなり5点に終わりました。
怪物コンビクトはヒライ、小鉄、大熊、高千穂ら下位陣には勝ちましたが馬場、猪木、坂口には通用せず4点となりました。
ちなみに先日89歳で天寿全うした野獣フィルポは高千穂から1勝あげたのみの1点止まり。身体が小さかったのでこのメンバーではしんどかったかと思います。このシリーズ参加のジョナサン、ザ・デストロイヤー、ルー・テーズ、フレッド・ブラッシーもそうですが、薬物とは無縁な昔のレスラーは長生きしました。
馬場とジョナサンによる優勝決定戦は5月29日、日大講堂で60分3本勝負で行われました。1本目は25分41秒にジョナサンがドロップキックの連発から体固め。2本目は4分18秒に馬場がランニング・ネックブリーカードロップから体固め。決勝の3本目は3分26秒、馬場がジョナサンのドロップキックを自爆させて32文ロケット砲を決めて体固め。2ー1で馬場が勝ち覇権奪回、2年ぶり4度目の優勝を果たしました。
※対戦成績は87戦18勝69敗。
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