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2019年10月09日01:09

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メリー・ポピンズ リターンズ

『メリー・ポピンズ リターンズ』、ジュリー・アンドリュースの愛嬌さ(この愛嬌さもサウンド・オブ・ミュージックのマリアのイメージがあるからなのかもしれないが)に比すれば、エミリー・ブラントはクール・ビューティーないでたちなので、見た目冷たさと厳しさと強さが出ていて、メリー・ポピンズ リターンズというよりロッテンマイヤー リターンズな感覚を最初はもってしまう。けれど、観ていくと、彼女が映っている彼女自身を見て、なんでも完璧と言うところ、イギリス的な”完璧な女性”というのがメリー・ポピンズには求められていたのかとなり、ブラントに求められていたのはそういうことなのか、となる。物語的にも、子供たちを見守りながら気づかせていくところは、おもしろかった。『NINE』はフェリーニのオリジナルを半分どころか8 1/2も伝えられていないところ感じていたけれど、やはり一曲5〜6分で一つのテーマを歌にしてそれを10曲もあればそれだけで2時間の映画になるのであって、それなら言いたいところ全然伝わらないよな、と思ったことあったけれどロブ・マーシャル、この作品は『シカゴ』と同様に、歌と振り付けに全体として表す一貫したものをうまく振り分けながら統一感出しているなと、そこらへん面白さを感じる。ヴィンセント・ミネリのクレーン・ショットを多用しながらの長回しに比すれば、ショットの多さがゴチャゴチャ感出しながらも、おもしろさを出すマーシャルであるが、この作品も彼らしさが出ていて、そうしたところもおもしろかった。



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