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2018年07月31日23:00

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ブワナ・トシの歌


『ブワナ・トシの歌』
最近観た番組でネアンデルタール人はホモサピエンスと同じエリアで共存しながらも、やがて数が減っていって、最後には孤独に消滅していったとあったが、この作品を観ながら、そのことが頭に浮かんだ。現在はもっと繁殖しているのかもしれないが、コンゴに百数十頭しか生息していないゴリラが孤独であること言われていた。シネマヴェリテ的に、対象に真実が表されるとき、ヒトもまた、その孤独のフィギュアが表される。進歩を推進する時代の世界のなかにおける、スワヒリ語を喋るアフリカンにもそのこと表されるだろうし、主人公のアフリカでの個の姿や葛藤にもそのこと表される。共働はそれがゆえにリスペクトされなければならないし、共約不可能性もまたそうであること言われしおん。ラストの海に向けて立つ主人公の姿は典型的だけれど、一方で、そうした感覚の深さも滲みだすものが感じられる。その場所ごと人々ごとによってスピードは違うこと、コミュニティの協議のやり方や志向性も違うこと、それらは興味深く表され、フィルムが表すことできる真実性に改めてリスペクトである。




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