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2018年03月29日16:21

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ちょっと気になるアジア映画 PART IX


エリカさまをよく知らなかったが、すっごくパンキーな女優だと思っていたけど、さにあらず、清純派だったのか。『クローズド・ノート』ヨカッタ。演技もよかったし、せっかくマンドリンも大練習したのだろうし、シネマ的夢を与えてくれることもできたし、そうした作品にそぐわないあの発言は作品に大打撃を与えたのだろうな。でも、観てるとこれまで観た行定勲における、屈折というか、スペシャルとは思っていても内実には劣等感あるヒト、或いは疎外感あっても自分をまともに思い込もうとするヒト、ってのが希薄で、この作品の登場人物みなが皆、素直なので、行定のテクストらしくないなと思っていたら、あの発言でイーヴンに彼のテクストらしくなってくれた。これはひょっとして製作側からの意図された発言だったのか、、と言ったら、精神的に一杯いっぱいだったというエリカさまに失礼かもしれない。『海街diary』ヨカッタ。かつて観たとき、四人の女優の競演はかなり愉しみでワクワクであっても、是枝のシネマヴェリテのスタイルに公人有名人はそぐわない感覚あって途中で観るのやめたわけだけど、今回思ったのは、黒沢の『一番美しく』または『わが青春に悔なし』の原節子、木下の『お嬢さん乾杯!』の原節子、小津の原節子、、凛としたものが2作品に貫かれていた。けっきょくのところ、吉永小百合でも山本富士子でも栗原小巻でもなく、凛とした美しさの原節子が日本映画の代名詞のようになってしまったけれど、大手が推した『クローズド・ノート』にもホウシャオシェン経由で小津を表さんとする『海街diary』においても、そうした凛とした美しさが表されている。安倍チャンが推奨する美しい圀の美もきっとこうした凛としたものなのだろう、、アッキーエ違うじゃないか。



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