久しぶりにジャッキーチェン。『シャンハイ・ヌーン』を観る。ラストのNG集はJCらしさ。なぜ姫が敵に襲われているのに、JCは、それも姫を助けにきた者同士で戦うのか、戦っていたら頭にカーッと血が昇ってまわりが見えなくなる、からというよりも、プロットが先立つのはいいけれど(ホントはあまり好きではないけれど)、アクションを際立たせオーディエンスの本来の目的を見失わせずして興奮と拍手喝さいを起こすためなのだろう。さすがにエンターテインにJCなのである。
マットデイモンやクリスチャンベールを招いての中国語圏やいろんな圀による合作は不思議な感覚であるが、よくよく思えば、これまでの映画の歴史、どこでもやってきたことだから不思議ではなく、むしろヘルシーに違いない。本屋で、キネ旬を立ち読みし、去年の中国映画での興行成績トップは、中国のヒーローが危機に見舞われるアフリカの同胞を助け出すものらしいが、中国の昨今のアフリカ進出を考えれば、やはり「主旋律映画」なのかと思ったりするが、よくよく考えれば、どの国でも娯楽映画はこうしたもの表すもの、プロパガンダでもナショナリズムを煽るものなぞとは決して思うべからずなのであり、単純にエンタメとして、こんど観るとき愉しもうとおもう、かしこ。ネグリ的な帝国なのか、或いはナショナルの枠を超えているのか、或いはタガをはずしたものなのかもしれない。
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