渡辺有葵個展「私の呼吸は音楽と共に」
ドリップした絵具は現前されし、偶像性のパラドクスを越え我、遥か遠くそのなかへといざなわれる。唯物論では語りえない、その永遠性が、ここのところ多く表わされる人物や具象的矩形をもって、ギャクによりくっきり♬ 心理のパラダイムはナラティヴ性を受けいれるかのようであり、だからといって、ありきたりの物語はそこにはないのであり、在るそのモノは彼の分散的に集中させるその真心にある。ドッキンとする、多様な読解可能性。。
剥奪された意味が真摯に表わされる。マシン エイジ アート以降の寓意は、絵画を纏う。音は韻をもって描かれ同音に在る微かな違い、人々に表わさるようにハーモニー、渡辺有葵のテクストに奏でられん。記憶のファンタジアは続いている。その世界、呼吸は乱れない。永遠。永遠とはつまり、そういうことなのである。ハッとするもの。この世界にはリズムが確かに存在するのだから。

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