『ゲット スマート』久しぶりに観たらあまり笑えなかった。コメディは一度見たら、よほどのことがないとそうなのかも。とはいえピーターシーガル、けっこうセンスがあると思えます。『リベンジ・マッチ』、レイジングブルとロッキーの懐メロ・マッチにしか思ってなかったのだけれど、ピーターシーガルだと知ってか知らずで観てみたい。こんど久しぶりに『50回目のファースト・キス』を観てみよう。古き良き時代のアメリカを現代風にアレンジするアダム・サンドラーが主演だったけれど、このテクストにおいてはちょっと違ったセンスを出していたと思います。
コメディは一度見たら笑えないけれど、『メリーに首ったけ』(There's Something About Mary)は何度観ても笑える。ファレリー兄弟、いつものグロばかりではなくロマンティックなところも表していてこれ素敵です。嘔吐とか一部のマニアックな人しか受けないと思えるものけっこう表すのだけれど(アメリカではこれ受けるのかな、ジョンウォータースも平気でやるし)、オマ◯コとかウ◯コとか3才児がゲラゲラ笑うようなものばかりを入れまくるときは、ひくけれどさ、ファレリー兄弟はそのストラクチャー、天才だと思います。主演のベン・スティラーもジーニアス。
彼はコメディ界のカサヴェテスなのかもしれない。自作の資金稼ぎのためにあれこれ出ているわけではないだろうし、稼いだお金を自作につぎ込んでいるのではないのだろうけれど、監督作品けっこうどれも怪作。当時飛ぶ鳥を落とす勢いのジム・キャリー迎えながらにして大コケにさせるとは神業である。子供がコメディと思って見たらあまりの怖さで泣き叫び声をあげた賛否両論の作品『ケーブルガイ』は神業なのです。その後の作品はファレリー兄弟と同じように、かつてのスピルバーグとは違った形で子供心にいざなってくれる。彼らのセンスはトイレット博士系とでも言えばいいのだろうか。監督4作目の『LIFE!』どんなんだろう? ダニー・ケイ主演映画『虹を掴む男』のリメイクらしいけれど、アダム・サンドラー的な古き良き時代のアメリカを現代風アレンジするのとは違ったセンス、きっと表しているのだろうな、と思います。
ファレリー兄弟とベン・スティラー、ジーニアス。久しぶりに『ライラにお手あげ』(The Heartbreak Kid:2007)と『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』(Tropic Thunder:2008)をレンタル。早く観たい。


ログインしてコメントを確認・投稿する