こないだの土曜に書いてたんですけど、のっけるの忘れていました。
パゾリーニには“運命”が表される。ギリシャ悲劇において、悲劇とは何か。カタルシスであり教訓を与えるもの。パゾリーニはテーマをあらわすための(音と)映像というものを表現している。既成の物語を映像化する。物語を映像で語らせようとしているのか、既成にある物語を映像によって解体しているのか。
アレゴリー、、瓦礫が星座を形作るそのモメントにパゾリーニの詩学が表される。その一瞬の瞬間に換喩の導き顕れる。その生産過程、、。
パゾリーニがもし暗殺されていたのであれば、それは彼のテクストがあまりにも政治学的なものであったからなのではなく、あまりにも美学的なものであったからなのであろう。彼は当時の時代によって去勢されたのか。或いは、星空の伝説になるがために、ある者に彼自身の殺人を頼んだのか。彼のテクストにはいつもナルシスト的な美学が表されている。今夜のNHK「知の巨人たち」、三島由紀夫にその鍵が表されるのやもしれぬ。
『アポロンの地獄』(1967)
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