2022年1月23日(日)
『007は二度死ぬ』(1967年)
監督:ルイス・ギルバート
ムービープラス【録画】
去年の夏、鹿児島の坊津を訪れたとき、少し足をのばして風光明媚な高台にある『007は二度死ぬ』ロケ地の記念碑へ行ってきた。
ショーン・コネリーや丹波哲郎のサインに、めっちゃ感激してしまった。
ところが、じつは『007は二度死ぬ』を見たことがなかった。
見たこともないのに感激したままにしておくのも恥ずかしい。
そんなおり、テレビ放映があったので、年末に録画しておいたのを、本日ようやく見ることができた。
いやあ、すばらしい!!
まじめ一辺倒の、最近の007と違って、まさに大人の漫画。
半世紀以上も昔の映画なので、いまから見るとチャチでご都合主義なところが多々あるが、そんなことがまったく苦にならない。
見どころは、丹波哲郎や浜美枝、若林映子といった日本人キャストの大活躍と、坊津の秋目港や霧島連山や姫路城といった名所がこれでもかと登場すること。
スペクターの秘密基地の巨大なセットもすごい。
その巨大セットの頭上から、ロープを伝って忍者集団が続々と降りてくるクライマックスは、なかなか爽快。
最後には丹波哲郎がスペクターの兵士たちを日本刀でバッタバッタと斬り倒し、ショーン・コネリーが手裏剣を決める。
もうサイコー。
コネリー版の007は『ゴールド・フィンガー』しかちゃんと見てないので、他のも見なくちゃ、とおもった。
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