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2024年02月17日22:56

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映画日記『生きていた野良犬』

2024年2月17日(土)

『生きていた野良犬』(1961)
監督:舛田利雄
アマゾンプライム

主人公の次郎は敵対するやくざとのいざこざで、実兄の身代わりとなり、殺人罪で5年の刑期を終えてきた。ところが、本来なら組の大黒柱になっていてもおかしくない実兄は、次郎が服役中に何者かに殺され、あまつさえ5年前は兄の弟分だった男たちが組を牛耳っていた。兄の復讐のため、次郎は猟犬となって街を歩き回ると・・・・

ということで、兄殺しの犯人が誰なのかすぐ分かってしまうという、いたって通俗的な日活のアクション映画。
ただし、テンポが良いので、スルスルっと見ることができた。
ときおり逆光を使ったカッコいいショットがあり、さすが舛田利雄だとおもわせる。
原作が最近はまっている藤原審爾。
ラストで主人公が兄殺しの黒幕を追いつめる。
しかし、追いつめはするが、復讐は遂げない。
黒幕を血祭りにあげることなく、グッと我慢をするところが藤原審爾らしい。
主人公を二谷英明、黒幕が芦田伸介。
高品格が流しの役で歌声を披露するのがご愛敬。



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