写真2枚は、施療院の施療用マットです。
先日、私が興味を持っていることについて、解説している番組がありました。
NHKBS『風雲!大歴史実験「豊臣秀吉 驚異の大返し 天下人への秘策に迫る」』
本能寺後の中国大返しではなく、柴田勝家と戦った美濃大返しを実験。
実際の距離を走ってもらったり、集団の動きをコンピューターでシミュレーションしたりと、大変に楽しく観られました。
布陣とか作戦、謀略も好きなのですが、私の興味は、物資の補給、食料燃料の補給、衛生管理など、一般的に兵站と言われているものです。
今回の番組は、そこのところにも少し振れていたので、嬉しかった!
もう1本:
タモリ倶楽部で、「餃子の王将用語を学ぼう」が、放送されました。
中国語がベースなのですが、文法、発音など、全てがオリジナルに変わっていました。
単語自体は、音で聞いて理解出来るレベル。
何が興味の対象化というと、言語の変化です。
元になる言語があって、それが時間の経過により、拡散、変化していく様子が好きなのです。
人類史の長さで見るのもよし、おそらく使用され始めて数十年の各業界の符丁というのも、興味あります。
いずれも、そんなにしっかり勉強していないし、語学は超苦手、統計などの数字もお察しレベルなので、上澄みの面白そうなところだけ、いただいております。
でも、知るは楽しい!!
(^^)/
今日のテーマ
「施療はマットで行います」
施療院では、施療用のベッドではなく、床にマットを敷いて行っています。
施療を考えて、適度な厚みや大きさ、クッションの具合を選んでいます。
(マットの上には大きなタオル、枕部分にはフェイスタオルを置き、さらに、使い捨てのペーパーシーツ、フェイス部分にも使い捨てのフェイスペーパーを重ねて、衛生面の注意もしています)
先日、お客様から
「なぜ、ベッドではなくマットで施療するの?」
と、質問を受けました。
技術的な面と、メンタルな部分と、大きく2つ理由があります。
施療の考え方にもつながる、大事なポイントでもあるので、ブログにもアップいたします。
施療用のベッドには、高さを使えるなど、利点も多いのですが、何と言っても幅が限定されているのが、大きなマイナスポイントです。
通常の施療では、全く気にならないのですが、身体を動かすような施療をしたときに、常に端を気にしなければならない。
マットを選択した理由の一つは、ベッドでは出来ない大きな動きが可能なこと。
また、施術者だけではなく、お客様もベッドの端に危うさを感じます。
頭の隅でどうしても端の位置が気にかかり、身体の力を抜けきることが出来ません。
あるいは、身体の力を抜いているようで、片方の手がベッドの端を掴んでいたり。
マットであれば、姿勢を変えるときでも、面積(端)を気にせず、リラックスした状態で自由に姿勢を動かせます。
施療の目的の一つに心身両面のリラックスがあります。
施療用ベッドで端を気にするのは、施療全体の中ではごくわずかだと思いますが、リラックスにいたる隠し味として、ベッドではなくマットの安心感を選択したのです。
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