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日記一覧

 数日前から横浜である。毎度のことだけれど、一か月も留守にしていると街の様子も変わってしまう。今回は、馴染みのお店そのものは変わっていなかったけれど、スタッフの総入れ替えがあって、ライトノベルにありがちな異世界線に紛れ込んだような錯覚に陥っ

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 一票の格差是正と、これからも続いていく人口の減少に選挙制度はどのような変更をすべきか。この問題は、今後ますます大きくなっていくことだろう。 都道府県を選挙区の最大単位としてきた従来の制度に対して、最高裁は2012年、一票の格差を是正するために

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又従兄弟の結婚
2017年06月28日18:50

 先週の土曜に行われた親戚の結婚式について、改めて書いておこう。私は新郎側の身内として出席したのだけれど、続柄としては又従兄弟(はとこ)という関係で、決して近くはない。しかし、それが本家であることと、私と新郎の年齢が近く、昔からよく知ってい

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 私には詩的な才能が全くないので、俳句や詩文みたいなものは苦手であり、ましてや創作などとてもとても、という感じなのだけれど、日本の歴史、とりわけ中世以前の世界に踏み込む場合、どうしてもそこに触れないわけにはいかない。ただ、先人たちの歌はすっ

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 年齢を重ねることで、人は変わるというのは確かだと思う。けれどもそれは、単に歳をとるというだけでなく、そこで経験したさまざまな出来事や、そこでの思いの積み重なりも作用しているのではないか。 たとえば、私が花や木々の変化で季節を意識するように

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 「がん」という病気も、私たちにとって身近な存在となっている。私は祖父母のうち三人、両親それぞれをがんで亡くしている、典型的がん家系なのだけれど、それでも祖父の一人は亡くなる直前まで病気が分からず、もう一人の祖父も前年に健診していたにもかか

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梅雨時期の結婚式
2017年06月24日19:08

 今日は、本家の結婚式があった。ジューンブライド、六月の花嫁とは憧れではあっても、梅雨真っ盛りな日本では当日まで空と睨めっこしながらのこととなる。 本日の香川は、予報で曇りのち雨。降水確率も時間とともに上がっていく。私は、何だかよく分からな

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 私たちにとって「戦争」とは、日本の主要都市が空襲によって焦土と化した光景をイメージする人が多いのではないだろうか。実体験ではないにしても、当時の写真や父祖からの話によって、何となくではあるけれど共通した「記憶」のようなものがある。 「戦争

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 天候や架線のトラブルなどで列車が止まってしまった経験は誰しもあるとは思う。ただほとんどの場合、復旧はその日のうちに行われる。確かに、急ぎの用事があるところで遅延などに見舞われるとイライラするかもしれないけれど、それでも短時間のうちに処理す

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 男性保育士に対しては、嫌悪感を抱く人もなかにはいる。もちろん、ちゃんと資格を持った人なのだから、それが男性だろうが女性だろうが、気にするべきではない。こうした姿勢が「正しい」のは間違いない。 しかし、我が子を保育所に入れる際、そこに男性と

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 もう十年以上前になるけれど、私も一年で20kgほど痩せたことがある。食事制限と一日10km程度のウォーキング・ランニング、そして長風呂をしながら、体重計と睨めっこしていた。 ただ痩せたいだけなら、摂取カロリーよりも運動量が多ければいい。運動したく

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 事前の予想では、「今年の梅雨は、西日本を中心に雨量が多めで長引く」とあったので、いつも水不足で悩む郷里にとって、今年はそんな心配をしなくて済むと考えていた。梅雨入り宣言も平年より二日遅い6月7日になされ、いよいよ雨のシーズンだなと街のアジサ

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 数年前、『派閥』(弘文堂、2014年)という本が復刊された。著者は渡辺恒雄。そう、あのナベツネである。ただし、初版が出たのは1958(昭和33)年であって、ナベツネ氏も当時は若手記者、この本も処女作だった。 当然、いまの派閥とは大きく異なる集団で、

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母の七回忌
2017年06月17日20:52

 今日は、母の七回忌だった。お寺さんの手配、親戚へのお知らせ、食事するお店の選定、加えて家で行うために片づけも必須である。面倒くさがりの私にとって、本来であれば苦行といってもよかった。 しかし、こうした機会がなければ、人を家に招けるように家

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父と母への「敬意」
2017年06月16日09:35

 明日は、母の七回忌で、私はいまその準備に追われるのが嫌で現実逃避中である。 父は昨年、十三回忌を終えた。両親の面影が少しずつ過去のものとして認識されるようになる。それとともに、父と母の姿も客観的に眺めることができるようになっているのかもし

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「共謀罪」の成立と課題
2017年06月15日11:31

 テロ等準備罪、いわゆる「共謀罪」法が参院でも可決・成立した。これに関する与野党のすったもんだについては、ここで触れるつもりはない。私は、世界各国で連日のように起きているテロに対して、日本でもその防止、対策は急務であると考える。したがって、

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 中国の国交交渉は、同時に台湾との断交を相手国に求める。これは、「一つの中国」という原則に固執しているからで、過去の日本やアメリカとの場合でも変わらない。 「一つの中国」というのはすなわち、台湾が中国の領土であるということを相手国に認めさせ

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 イギリスは、首相が主導権確立のため総選挙に打って出て、過半数割れに見舞われた一方、海を隔てたフランスでは、先の大統領選で勝利を収めたマクロンを支持する新党(共和国前進)が大勝する見通しとなった。 一見、鮮やかな対象を示しているけれども、両

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 民主政治を語るとき、私たちは住民一人ひとりが決定権をもつ直接民主制を理想と考える。住民たちが代表者を選び、そのなかで審議を行う間接民主制と比較すれば、より民衆の意向を反映させやすい。原理的にもこれは明らかだ。 しかしながら、参加住民が多数

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 選挙権の歴史は、市民の政治参加が求められる時代に、その資格とは何かが問われ続けた過程といってもいい。 学校教育などで私たちが学んできたものとして、近代日本の制限選挙がある。ひとつは性別で、女性の選挙権は戦後になるまで実現しなかった。そして

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 「一票の格差」を是正する目的で、衆院区割り改定法が参院でも可決、成立した。19都道府県、97選挙区と比例代表の定数が変更になり、全体で10議席減の465議席となる。 新たな区割りは、地方で議席減になる県も大きな影響を受けるけれども、東京など大都市

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 イギリス首相の勝負勘が、このところ狂ってばかりいる。それがイギリスだけでなく、ヨーロッパ、国際社会に不透明感をもたらしている。 ちょうど一年前、EUからの離脱を問う国民投票を行ったのが当時のキャメロン首相だった。彼は2015年の総選挙で、保守党

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 イギリスの総選挙が、現地時間の8日7時からはじまる。イギリスの下院議員は、任期が5年。日本のように、政局によって首相が解散権を振るうということはあまりなく、任期満了手前で解散・総選挙が行われることが多い。 ただ、例外もある。それは先の選挙で

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梅雨と田植え
2017年06月07日12:11

 昨日(6日)、九州南部・北部の発表に続いて、四国・中国・近畿・東海・関東甲信も梅雨入りしたという発表が気象庁からあった。今年の梅雨入りは、九州南部で平年と比べて6日ほど遅かったようだけれど、ほかは平年並みである。本格的な雨のシーズンが到来し

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教養と大学改革
2017年06月06日13:34

 苅部直『「維新革命」への道』(新潮選書、2017年)を読んでいる。この本は、明治維新を出発点として「文明」とは何かを問うている。 一般的に私たちは、幕末・維新を契機として日本の近代が開かれ、西洋文明を吸収してこんにちの社会を築き上げていったと

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 「カールの製造・販売を縮小」というニュースだけれど、「西日本ではいままで通り販売を続ける」わけで、本来ならば影響はないはずだった。ところがこの報道が明るみになった五月下旬から、四国でもカールは店頭から消え、「入荷未定」と告知もされた。話題

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剣道のニオイ問題
2017年06月04日17:27

 冬は冬で、冷たい床に裸足で打ち込みをする辛さもあるけれど、真夏日の昼下がりに防具を着込んで二時間も練習するのもまた、きついものがある。防具は、そんな汗が染み込んでいき、独特のニオイを発するようになる。加えて、風通しのいいところに置いておか

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 城山三郎の代表作『官僚たちの夏』は、高度経済成長を牽引した通産官僚たちの物語である。登場人物たちは、実際のモデルも存在する。政財界からの横やりを跳ね返し、自らの信念をもとに産業育成のための政策遂行にまい進していくという筋書きだ。 この物語

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 近年、国政選挙が行われるたびに「一票の格差」をめぐる裁判や是正措置が議論されてきた。これを受けて衆参ともに選挙区(区割り)の変更が審議され、議席の少ない参議院では都道府県単位を最大としてきたこれまでの方針を変更し、人口の少ない隣県同士を単

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自転車の安全対策
2017年06月01日11:37

 先日、自動車同士の接触事故に目の前で遭遇した。十字路で軽トラがまず直進していたところに、軽自動車が横腹に突っ込むというかたち。私は、二台の動きがよく分かるところを歩いていたので、「ああ、このままだとぶつかる」と思っていたら、案の定そうなっ

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