mixiユーザー(id:2502883)

日記一覧

 私もかつて、借りる側として賃貸契約で揉めたことがある。これまで更新料なんて払ったことがなく、オーナーさんからも請求がなかったのに、突然そういう通知がきて驚いた。でも契約書をみると、確かにそういう文言が入っている。 オーナーさんの方針か、不

続きを読む

 先日、知り合いの女性が近々結婚するという話を聞いた。とてもおめでたいことだと思う。その人はいまの仕事を辞めて、夫が働く地方に移るのだという。これまでの生活を投げ打って、新しい家庭を築こうとするのは素敵なことだと思う。 ただ一方で、仕事の実

続きを読む

故障からの機種変更
2016年10月29日23:29

 いろいろと無理をするとダメになるのは、歳をとったわが身だけではなく、携帯電話でも事情は同じらしい。昨夜から突然、調子が悪くなり、翌朝になると完全に電源を入れてもすぐに落ちてしまう症状が出たため、ショップに向かうことにした。 土日のショップ

続きを読む

ハロウィンの変遷
2016年10月28日23:00

 ハロウィンというのはケルト人の行事で、日本でいえば大晦日とお盆の同時開催みたいなものだった。すなわち、古ケルトの暦では11月1日が冬のはじまり=新年であり、それは日没とともにはじまると考えられていた。そしてその夜には亡くなった家族の霊が家を

続きを読む

 Suicaがはじめて導入されたとき、ずいぶんと未来になったものだと思った。定期券にもなるということで、学校の最寄り駅の窓口に友だちと一緒に並んだのが懐かしい。 その後、JR西日本管内でもICOCAが、関東の地下鉄・私鉄などでもPASMOが導入され、利用可

続きを読む

 2016年に生きる私たちが「昭和っぽい」と感じるものは何だろうか。昭和といっても64年(厳密にいうと、およそ62年間)あったわけで、どの時期を想像するかによって、印象は大きく違ってくる。 たとえば、兄弟がたくさんいる農家で暮らし、卵は年に一回食べ

続きを読む

 ロードバイクに乗り始めたのは、四年前の秋。最初はビンディングシューズ(ペダルと固定する自転車用の靴)が慣れなくて何でもないところで転倒したり、サドルの面積が小さくて股関節が痛くなったりと散々だったけれど、少しの力で速く遠くまで行けるロード

続きを読む

郷里の散歩
2016年10月24日08:52

 キンモクセイの花が咲く頃は、日中も過ごしやすいのでつい散歩がしたくなる。昨日は、昼過ぎから夕暮れまで郷里の中心をぐるぐる回っていた。 やはりどこかの庭先に植えられているキンモクセイ。開ききった花が多く、香りのピークは過ぎつつある。「今年は

続きを読む

 私たちが日ごろ口にするお米や小麦製品(パンや麺類)なども、凶作になりにくく、口に合う風味となるよう工夫が凝らされてきた。これは品種改良であって、遺伝子組み換えとは工程が大きく異なる。 品種改良は基本的に交配によって作られていて、たとえば風

続きを読む

 私はいつの間にか風呂で本を読むという、奇妙な習慣がついた。もともとは、「長風呂はダイエットにいい」とかいう話につられて、「だったら風呂場で本を読めばいいんじゃない?」というよく分からない発想からはじめたことだと思う。 その後、ダイエット抜

続きを読む

地震のこと
2016年10月22日12:24

 昨日の地震は高松でもよく揺れた。携帯電話から緊急地震速報のアラームが鳴った直後に、地鳴りを伴うような重たい揺れを感じた。左右にガラス棚、後ろにガラス戸のあるところで座っていたのだけれど、さすがに気持ちのいいものではなかった。 揺れもそうだ

続きを読む

 アメリカ大統領選前の討論会も終了し、あとは投票を待つだけという段階になった。大統領が替わると、内政・外交とも大きく転換すると考えられている。しかし近年、強い指導者が新政策を打ち出して国を率いるという姿は後景に退いている。より注意してみなけ

続きを読む

 参院選をめぐる「一票の格差」が問われた訴訟の判断が、全国の高裁で相次いだ。人口の最も多い選挙区と最も少ない選挙区で、最大3.08倍の開きがあることについて、それが「法の下の平等(第14条)」などに反しているというのが訴えの主旨である。 これにつ

続きを読む

 数日前から、金木犀(キンモクセイ)の香りが漂いはじめた。例年だと、お彼岸を過ぎた九月下旬から、十月初めの頃で、それを考えると今年はずいぶんと遅い。 今年は夏だけでなく、九月も十月も平年より気温が高い日が続いた。十月に入っても真夏日というの

続きを読む

 「ふるさと納税」の意義は大いに賛成するところなのだけれど、返礼ありきの現行制度に釈然としないところがあるのは私だけだろうか。そもそもこの制度は、故郷を離れた人であっても、その自治体に寄付することによって、過疎が進んで税収があがらない地方に

続きを読む

 アメリカ大統領選は、11月8日に有権者による投票が行われる。これで長々と続いてきた「お祭り」もフィナーレがやってくる。そもそもこの日記でも、2016年大統領選についての初出は2015年9月。一年以上も前のことだ。 大統領選に私自身、強い関心を抱いてい

続きを読む

 なぜそういう話になったのかよく分からないけれど、「経済や産業の中心が関西(畿内)から関東に移ったのはいつか」という議論を友人とLINEでしてしまった。私の考えは、「関西から関東に経済の重心が移ったのは、昭和初期」というもので、そこから東京の一

続きを読む

ステンドグラスのこと
2016年10月15日21:41

 趣味というほどのことでもないのだけれど、ここ数年、私はステンドグラスの教室に通っている。母が晩年に凝っていて、その教室にそのまま参加したという経緯がある。 ステンドグラスというと、いわゆる教会の大聖堂にある荘厳な作品をイメージされるかもし

続きを読む

The Times They Are A-Changin'
2016年10月14日20:10

 今年のノーベル文学賞は、ボブ・ディランに贈られることになった。無論、彼にも著作はあるのだけれど、我々が認識するのは、ミュージシャンとしてのそれだろう。 また、ボブ・ディランの音楽は極めてメッセージ色の強いものが多い。出会いや別れを歌い、愛

続きを読む

「偉大な王」の条件
2016年10月14日00:53

 国民が「偉大な王」として敬意を抱く指導者の条件とは何か。それは単に血の継承によるものではない。絶大な権力を欲しいままにできるからでもない。その国において、あるべき立場、振る舞いを行った人物にのみ、心からの尊敬が集まる。 タイの政情は、戦後

続きを読む

職場と旧姓使用について
2016年10月13日10:23

 今日の新聞朝刊のコラムなどで、旧姓使用が認められなかった判決について触れる記事が各紙に載せられていた。いずれも判決に対して批判的なスタンスで書かれている。 結婚をしたら、配偶者いずれかの姓になる。実際は、妻が夫の姓になることが多い。従来は

続きを読む

直島のこと
2016年10月12日19:49

 三年に一回、郷里では「瀬戸内国際芸術祭(瀬戸芸)」が開かれる。2010年にはじまったこのイベントも、2016年で三回目。認知度も広がって、日本はもとより、海外からも大勢の観光客が瀬戸内海の島々にやって来るようになった。 このうち、直島というのはメ

続きを読む

方言の賞味期限
2016年10月11日22:22

 香川では、「お腹がいっぱいになった」を「腹が起きた」という。それを知らないと、「腹が立つ」みたいに受け取られるかもしれない、と何かの本で書かれていたけれど、まあそんなに使う表現でもないし、私もそういう場面に出くわしたことはない。 方言がそ

続きを読む

 欲しい商品が必ず手に入るわけではないけれども、閉店間際のデパ地下やスーパーに寄ると、定価の2割〜半額で肉や魚、惣菜を手に入れることができる。よく調べてみると、各店舗によって割引シールが貼られる時間帯は異なっていて、その時間のズレをうまく利

続きを読む

 いわゆる「ツタヤ図書館」が広がりをみせているなかで、図書館の在り方や、図書館行政とは何かという議論が巻き起こったのも記憶に新しい。図書館側も、せっかくの公共施設だから、多くの人たちに利用してもらいたいという思いもある。 しかし、図書館の本

続きを読む

 手紙や日記など、「遺る」ものがなくなったからこそ、逆にデータに対する執着みたいなものが浮き彫りになっている。 昔の人も「遺る」ものには注意を払っていた。戦国大名は、手紙を通じて朝廷や幕府、寺社、近隣の領主、そして家臣たちと意思疎通を行って

続きを読む

 夏から少し料理をするようになったので、頻繁にスーパーや八百屋さんを覗くようになった。やってみれば何てことないのだけれど、味噌汁にしてもベースとなるダシが違うと味も大きく変わる。いまではダシ入りも少なくないけれど、自分好みにしようとするとこ

続きを読む

廃線、温泉地、夢の跡
2016年10月06日19:30

 今日は郊外で朝から用事があった。昼過ぎの微妙な時間に終わったために、そこから自転車で久々に県境まで走ってきた。 今日走ったコースは、昭和初期から戦中期のわずかな間、郊外の寺町と県境近くの温泉地を結んだ路線跡をたどった。往時をしのぶ遺構は、

続きを読む

 税制とは本来、「公平」で「分かりやすい」ものでなければならない。 たとえば、公務員にのみ、所得税が免除される制度だったら、ほかの人はどう感じるだろうか。特別な手続きで、納税額が大幅に減額されるのだとしたら、税理士や税法に詳しい人やそのクラ

続きを読む

ノーベル賞と大学のいま
2016年10月04日09:00

 今年もノーベル賞が発表される時期になった。近年では日本の研究者も多く受賞され、各関係者からも喜びの声が聞かれる。 一方で、「日本の研究者がノーベル賞を受賞できるのも、あと数年までではないか」と懸念する人も少なくない。大学や研究所への予算が

続きを読む