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2017年06月21日11:45

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男性保育士と男性の育児参加 これまでとこれから

 男性保育士に対しては、嫌悪感を抱く人もなかにはいる。もちろん、ちゃんと資格を持った人なのだから、それが男性だろうが女性だろうが、気にするべきではない。こうした姿勢が「正しい」のは間違いない。

 しかし、我が子を保育所に入れる際、そこに男性と女性の保育士がいた場合、偏見とかではなく、直観として「女性保育士に面倒を見てもらいたい」と思うことそれ自体が悪いわけでもないだろう。男性保育士に対するイメージが保護者としても定まっていないので、勝手知ったる相手にお願いしたいという気持ちも、自然なものである。

 同じことは保育所の現場でも起きているようだ。もちろんこれは一例なので、一般化していいものとは限らない。話半分に聴いていただきたい。
 あるベテラン保育士さんの話だと、近年は確かに男性保育士も増えているのだという。ただ、赴任してくる人たちは、女性保育士的な雰囲気をもつ男性が多いのだとか。つまり現場でも、保育士のイメージが女性のそれと認識されていて、男性保育士も例外ではないという。

 もちろん、この現象も過渡期だからなのかもしれない。男性保育士が増えれば、当然のことながら男性的な保育や子育てみたいな側面も出てくるに違いない。そして男性保育士が珍しくなくなれば、保育所でも彼らに預かってほしいと思う保護者も増えてくるだろう。理解が広がり、一般からの抵抗も少なくなるには、一定の時間がどうしても必要になる。

 育児の面でも、男性の参加が求められている。もっとも「イクメン」みたいなことが言われているうちは、まだ周知期間ということなのだろう。本当に男性が育児にも積極的になれば、それは当たり前のこととして、ことさら云々されなくなるはずだ。

 昭和一桁生まれの父は、もちろん育児参加などということはしなかった。父であることは「威厳」と不可分みたいな雰囲気がまだ濃厚だった。私と十歳離れている兄は、父と比べれば子どもとよく接し、遊んであげることも少なくなかったけれど、やはりいま子育てしている世代と比べると、もう一歩というところはあった。ただこれも、その当時においては当たり前だったわけで、五年、十年経つなかで、男性保育士のあり方や男性の育児参加の理解や認識は変わっていくことになるに違いない。

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■「保育には父性も必要」男性の保育士だからできること
(ママテナ - 06月21日 07:03)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=170&from=diary&id=4630583
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