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2026年01月08日17:46

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スーパーマン


『スーパーマン』(Superman 2025;ジェームズ・ガン)おもしろかった。冒頭のアニメ(これは劇場上映のときもあったのかな?DVD用の特典なのかな?)はちょいと斬新なスタート方法と思ったけれど、とても古風なアニメ、これってポップコーン頬張りながらクラップへハンズで喜ぶのはトランプだけなのではないか、となる。カマラハリス&ウォルズのコンビが求めるノスタルジックなアメリカとはまた別の、かつての古き良き強いアメリカを求めるトランプもまたノスタルジーを求めている。こうしたアニメやエトセトラ、フィフティーズのアメリカの文化も、いつまで経ってもチャイルドのトランプのさらに遥か昔のチャイルドの時代にはきっと、1946年生まれだもん、まさにビッグ成長期のアメリカをじかに体感していたであろう。まさにトランプが言うところのBig Beautiful。ジェームズガンズはトランプのお気に入りになりたいのかな。レックスルーサーもなにかマスクのように表され、トランプ王にお気に召していただくような作品にも感じる。でも、だからこそか、アメリカンしていておもしろいのかも。ノワールな雰囲気のザックシュナイダー版の方が好みだけれど、純粋にアメリカンしているこちらもこちらでおもしろい。単純明快なスーパーマンである。レトロである。一方、レックスルーサーはジーンハックマンのユーモラスな伝統をはねのけ、007のヴィランの如くに知的悪役として中心軸にいる。いつものようなコメディーリリーフとしてはいない。あとさコンテンポラリーな要素として、ミステリー的にもおもしろい。初めて負けた相手のことをこちとらぜんぜん気にしていなかったけれど、正体知ればなるほどの仕掛け、負ける理由なるほど、となる。ロイスレインはマーゴットギターの伝統を受け継ぎヤンキーしていて、これは多様性の時代にはむしろ通じるキャラだし、スーパーマンも「僕はヒューマンだ」というところ、完全ではないところが愛くるしいとかそんなこと言うところ、なるほど、カチンとなったりボロボロになったり、なぜにあんなに眼がいいはずなのにウルトラマンのまわりに多数ある動き察知ドローンを気が付かなかったのか、だったり、のグダグダなスーパーマン、プロセスのなか納得してしまうところあるある、エトセトラ、ジェームズガンはアメリカンサブカルとアメリカンが共感する人間性を上手く無理なことせず重ね合わせ自然に見せている。習近平お気に入りの作品を中国がつくるように、ハリウッドもトランプに忖度しているのかな、でも”アメリカ”って感じは出ているからいいや。




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