『エミリア・ペレス』をレンタル観賞。おもしろかった。『真夜中のピアニスト』や『ディーパンの闘い』や『予言者』のジャック・オーディアールの作品である! しかし、 私は彼のでは『君と歩く世界』しか観たことない。記憶がうっすらであるけれど、白と淡い青を基調とした色彩で、なにかお涙頂戴のヒューマニズムだったというネガティヴな記憶しかない。いまひとつピンとこなかった。本作品は観始めると、なにかブラックユーモアなセンスで、これはおもしろいかも、となるも、最後まで観るとこれもいまひとつピンとこない。カソリック文化で育っているともっと切実に思えてくるものありなん、とありなん。ヒトは常に罪を背負っている、とかエトセトラの文化背景。それに、シリアスなイシューを表しながらも、なにか寓話的。たぶん『君と歩く世界』は辛い現実が表されながらも寓話的であり、そこがピンとこなかったように感じるけれど、本作品もなにかキレイごと的な寓話性を感じる。母性を得た主人公が子供を亡くした母親のためチャリティを開始し、夫にヴァイオレンスハラスメントされた女性を理解し愛し、されど人間イコール贖罪、で、自が出て子供をめぐる争いだけれどもうほとんど痴話げんか、裏を返せば愛の証、でもって赦す、で終わり、こういった女性がいたという伝説が誕生、多くの人が彼女のことを想う、といったストラクチャーか、あらすじ的には。ところで、トランプはゆくゆくはメキシコとコロンビアとベネズエラの覇権をもって麻薬カルテルを形成するのかな。あらゆる手を使ってガッポリ稼ぐな。
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