スカイキャッスルの第2回と第3回おもしろかった。第1回を観たのが数か月前だからどんなだったかもううっすらの記憶となってしまっている。も、戸田菜穂の自死はいくらなんでも覚えている。第2回でその真相が分かるとは、その早い展開に驚く。となると、戸田菜穂の出番はもうなくなるのか。かつての女性群像ドラマSCANDALや高嶺の花よりも出番回数が少なくなるのか。早い展開である。第1回において比嘉愛未はとても弱いキャラだったという記憶であるが、こちらこれらの回では、一番まともで精神的に強いキャラになる。ということは、皆のキャラは二転三転、その立場上により変化していくことになるのか。松下奈緒によって体現化された、テレ朝得意とするところの悪女はずっと一貫してそのキャラを付き通し意志のヒトとして表されるのかな。真逆のキャラに改心するということはなく、そのキャラを通して、この街に蔓延るなにかを露呈させ変化させる、という未来予想図をもつ。虚構をあばくとか、庶民の国日本の伝統的ドラマ構造であるスノビッシュなエリート批判はなんの目新しさもないから、それがイマドキ描かれることは考えられないから、ネオモダニティないしこの世界の構造の謎解きがナウいやり方として軸になるのかな。それとも、イマの流行りの大胆な導入で、異世界をスカイキャッスルの中心部にもってくるのかな。どちらにしても、主人公のワルの一貫性はいい意味でも悪い意味でも貫かれるだろう。むしろ変化があるのは、正義のキャラを誇示する木村文乃の方ではないかな。でも、テレ朝としては、マンネリ化を変えるべく刑事もの新人類として木村を育てるべく、オーディエンス皆が安心してついていけるキャラのまま放置プレイするのかな。メアリージュンの方は最終回まであのキャラのまんまなのかな。そんなことしたら、次期上沼恵美子として、ドラマではなくバラエティに引っ張りだこ、果ては大物司会者として育て上げられるのではないかな。このドラマ全体的には、必殺や黒革の手帖と、そしてたぶんドクターXと同じように、人々の善いシェーマもあれば悪いシェーマもあるということが描かれていくのであるな。最近は感情ドロドロ系をあまり観たくはなくなっているけれど、本作品は美人妻が艶やかに出てくるのでヴィジュアル的にそれだけでフツーに見ていられる。
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