提唱者である安倍前首相は鬼畜にあるが、
そもそもアベノミクスの三本の矢とは何だったのか。
一本目は異次元の金融緩和→市場にカネをばらまくこと。
二本目は機動的な財政策→同じようにカネをばらまいて需要を生むこと。
三本目は民間投資による成長戦略→規制緩和で企業個人が力を発揮できること
現在はどうか
一本目の矢によって、円安が異次元のスピートで止められない
二本目の矢によって、物価上昇で買い控えで需要は伸びないまま
三本目の矢によって、給料が上がっても物価高に追い付かない
簡単に言えば、市場にカネをばらまく
いわゆるリフレ派経済に乗っかっただけで、
あとはカネが上から下へのトリクルダウンするという
仮想の世界を描いてきたに過ぎない。
結果として一本目の矢による金融緩和で金利ゼロにちかく、
世界が金利を上げたため、円安が異次元のスピードで進み、
日本経済が弱くなってしまった。
アベノミクスは円高恐怖症の安倍元首相と日銀の合作だったが、
国内生産物を輸出するにも、生産地は外国にあり、
いくら円安で輸出が増えても、国内ではその恩恵は少ない。
結果として輸入品の価格が上がるだけなので、
庶民の生活は日に日に悪化の一歩を辿っている。
厄介なことに、
日銀は大量の株を買って、日本の株式市場を支えているので、
株を現金に換えると株価が急落する恐れもあり、
帳簿上は、株で儲かっていても売りに転じることはできない。
アベノミクスとは、まるで貧乏神の代名詞のようなものだ。
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