自民党の政治資金規制法改正案は、
完全に後ろ向きであることが判明した。
野党が主張する政治資金パーティーの禁止と
政策活動費の廃止については、無回答に等しい。
政治資金パ−ティーについては、
氏名の公開を現在の20万円から10万円にする一方、
使途については項目だけで抜け道だらけ。
政治資金パーティ収入と政策活動費は不可分で、
政治とカネが完全にセットになっている。
パーティーで稼いだ利益で裏金をつくってきたシステムを
どうしても残しておきたい、その一点に凝り固まってしるので、
野党どころか身内の公明党からも“そちらはそちらでやって”と
突き放され、とうとう単独で提案することになった。
これでは5月下旬までに結論なんか出るわけがない。
自民党の狙いは会期切れ狙いで、
あとは忘れやすい国民に期待しているだけ。
泥棒が泥棒を捕まえる法律をつくるようなものだから
やる気も反省もゼロで、
最初から結論はみえている。
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