NHKの朝ドラ「寅に翼」が面白い。
昭和10年ごろが舞台で、
ひとりの女性が、「女性は無能である」という
男尊女卑の社会に「はて?」と疑問をいだき、
一念発起して日本で最初の女性弁護士になる物語。
彼女は、つねに「はて?」という疑問をいだき、
そこから女性がなぜ男性よりも低く見られるのか、
不平等が当たり前だった世の中へ、一石を投じ続ける。
昭和の時代は遠くなったが、
令和の時代にも「はて?」と疑問を抱かせることは
依然として多い、
政治状況を見ても裏金問題などまるで江戸時代の
悪代官とあこぎな商人のやりとりのようだし、
男女差別、寄り添うと言葉ばかりの政治家の横柄さ、
などなど見回せば「はて?」ばっかりではないか。
日本国民は「はて?」に鈍感になっているように
思えてならない。
「はて?」の心を持ち続けることは物事の本質を見極め、
政治家だけでなく、社会に横行する嘘を見抜き、疑問を解く、
基本中の基本だと思うが、どうだろう。
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