GLIM SPANKYよかった。来てるヒトはけっこう年齢層が高く、ヤユヨや東京初期衝動のキャッキャウキャウキャガハハな学生さん系とは違い、ある意味、ワイワイガヤガヤせず穏やかな流れを会場に感じる。19才の男子の友人がクイーンを観にお父さんと行った、とか、知り合いの女の子が、緑黄色社会にお父さんと行った、とか、チャーリーブースをお父さんと行った、とか、ミスチルをお母さんと行った、とか、ハイティーンの子たちから聴くけれど、そんな感じの親子連れもいる。白髪のお父さんが大学低学年風のお嬢さんと嬉しそうにしている。よくライヴで見かけるような学生さんかOLかの女の子ふたり組も前方と横にいる。でも、40〜50代な感じのカップルとか男性ひとりとか30代の女性がひとりとかが多い風。まだ寒いから黒や茶系のアウターがワンサカである。けっこう後ろにいたから全体は分からないけれど、途中のMCで、グリムのふたりの会話で、(新しいアルバムの)ゴールドマインだけからではなくグリムのオールタイムベストをやります、と言う亀本くんに続き、松尾レミが、オールタイムベストって言葉を最近聴かないよね、と言う流れから、ふたりが会場を見まわし、オールタイムベストが分かるヒトたちが多くいるなんちゃらかんちゃらみたいなことを言っていたので、年齢層的にはやはりおじさまおばさまが多いのかな、と分かる。グリムの音楽からもそんな感じがする。福岡でけっこういい線いってるミュージシャンの友人が、アニメのエンディングもやったりしているけれどいまひとつ爆発的なブレイクがないとグリムのことを言っていたけれど、いい線いってるけれどまだ22才、なにを生意気なことを言ってるんだと思ったけれど、なるほど、客層を見ると、アニメからほど遠い層であり、だからか、となる。アイラヴロックンロール風の曲もあったりエアロやエーシーディーシーなハードロックもある。でもさ、ギターを前面に押し出しているオーソドックスなロック、そこがいい。ステージを見ると4ピースでやっているのかな、となり、キーボードの音色が時に聴こえてくるのでトラックかシーケンサーかなにかかな、となるも、実はキーボードもいて5ピースであるの後に分かる。も、ギターサウンドを前面に押し出しているサウンド、松尾と亀本が鳴らす鳴らす。ときにはドゥ―ビーのパットシモンズとジェフバクスターのギターのメロハモの掛け合いのような響きをふたりだけで奏でる。先入観としては尖がっていてダルっと言ってほとんどなにも喋らない松尾レミとクールに佇んで長身のなにも喋らない亀本がステージに立っているというもので、サポートメンバーの誰かがMCするのかな、と有り得ない展開を想像したけれど、ふたりともよく喋る喋る。亀本くんは元気溌剌に明るい感じで喋り、松尾レミはクールな感じだけれど会場を一体感をもたせる感覚で喋る。松尾さん、〇〇ですか?と言って次からはタメ口になる亀本くんと暖かく応答する松尾レミに信頼し合える温かみを感じ、会場がサウンドとともにあたたまる。なんせ、YouTubeでしか聴かない観ない似非ファンだけれど2曲目の褒めろよ、は分かりさらに盛り上がる。代表曲や光の車輪、話をしよう、イノセントアイズ、そして学生のときからずっと歌っています、と始める大人になったら、とハードだけでなくメロウな感じも混ざりと進む。途中MCで松尾レミが、雑談していい?と言って、ウィルコのライヴに行ってきた話をし、亀本くんも去年の3月からチケット買っていて、ふたりはファンだと言い、最近ウィルコ来日していたんだと知る。松尾レミは2011年の初めてのウィルコ・ライヴに行きそこで感銘したこと、亀本くんはファンだけれどもう終わっているな、なんせ60才手前のオッサンだし、流行をアップデートするタイプのバンドでもないし、と、好きだけれど臨終の確認の意味もあってライヴに行ったらしいけれど、やっぱり凄かった、と感銘。ただライヴに行ったことを話するではなく、松尾は、もう一回行きたかったけれど、二日後はここ(福岡)だから、と言って行けなかったようだけれど、同じように、わざわざグリムに来てくれるヒトもいるし初めて来てくれたヒトもいるし、と、特別な気持ちです、私たちがウィルコに行ったようにそうやって来てもらえる人々、と、私たちは同じ仲間です、と締めくくる。冒頭の方の、ただいま福岡!、や、そんな一体感をつくる言葉なぞ前まではこちらが赤面するぐらい恥ずかしい話なハズであったが、最近はずっとライヴ行っているからか、そう感じず受け入れることができている、慣れは怖ろしい。アンコールで、愚か者たちが演奏される。盛り上がる。ありがとう福岡、と連呼するからもう終わりかな、と思うも、演奏の終わりがかき鳴らされるとき、そのまま、ふたりは揃えるようにギターを上にかかげ、ワイルドサイドを行け、のイントロを。ほぼ原曲の再現。感動する。思えば、歌声でUruやmiletが好きなのだけれど、松尾レミも同じ感じで歌声で感動をくれる。ふだんは英語も日本語もあまり歌詞を聴かなく音楽全体の雰囲気を感覚的に聴く感じなのだけれど、松尾レミの歌声は歌詞がなに言ってるか耳に入ってくるぐらいはっきりと日本語を発し、比喩的表現はなくストレートに意味を届けるから、だから歌詞そのものにも感動するのだろうな。
光の車輪
話をしよう
大人になったら
Innocent Eyes
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