ちっとも美味そうではない

先日、プロ野球選手の自主トレに密着した番組を見た。

注目の若手選手が、ベテラン選手と一緒にハードな自主トレを行っています。
食事も大変。
白米を一日に一升、肉・野菜のおかずも大量に食べさせられている。
高身長ですが、細身の選手なので、キャンプ中に体重を上げるのも目標の一つ。
昔ながらの「ともかく食べろ！」ではなく、栄養バランスにも注意しているようです。
昼間は、関節や筋肉の、柔軟性、パワー、持久力など、細かい部位にこだわってハードに追い込む。
そして、食事にも自由や開放感はない。
かわいそうになりました。
それなりに、ぱくぱくと量を食べているのですが、美味しさを感じて「箸が進む！」のではなく、薬として流し込む感じ。
タイトルにあるように、これっぽっちも美味しそうではない。
番組を見ていて一つ疑問に思ったのが、普通のテーブルに椅子で食べるのではなく、座卓のような低いテーブルに食事を並べて、普通の一人掛け用のソファーに座って食べていること。
前屈みになり、肩がすぼまり、猫背になって、あれでは、食べ難いし、多く食べられないと思った。
トレーニング、食事と、細かい部分を考えているのだから、食事の姿勢も考えれば良いのに。