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2024年02月09日10:11

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カラオケ行こ!


カラオケ行こ!おもしろかった。クドカンと組んだ前作とかからソフィスティケーション研ぎ澄まされ、山下敦弘的いつものキタな懐かしさな生活臭が薄れた観があるけれど、エンドクレディット後の、タイトルを発する、綺麗になったミナミギンザを背景にする後ろ姿の主人公に、通底するものは変わらないことの宣言が成される。闇企業の構成員が子供を連れ去ること自体、このコンプライアンス時代において、もはや誘拐といっていいような感じだけれど、そう目くじら立てるな、とばかりの緩さの展開、コンプライアンス時代に向けたアンチテーゼか。少年にはもっと冒険をさせよ!それがカラオケ行こ!なのだろう。いつもの異人の闖入が世界を変えるは主人公と少年がお互いの世界へ闖入することで成され、いつもの戸惑いのなかで夢遊する夢遊病者は、特にミナミギンザに入り込み、後に友人からマボロシを見たのでは?と言われる少年によって成され、いつものアウトサイダーがヴィクトリーするはクレナイ歌う少年に成されるのだろう。それは主人公によっても成されるもの、いつものように、気遣わぬアウトサイダーが勝利する。




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