マリア・ブラウンの結婚おもしろかった。オープニングクレディットのところ、ストップモーションになったけれど、ストップモーションは再現ドラマなんかでやたらあっていたからかな、前はダサいと思っていたけれど、なにかの作品で使われていてそれがイマヘイがよくやっていた唐突の静止画と脳内でリンクしたからか最近はカッコよく思えている。本作、冒頭での空爆による爆発とラストのガス爆発は掛け合わされているのだろうな。途中の軽いダンスのシーン、男から男に渡りゆくようなイメージをもたせるマリアが表される。それはイマヘイが表わすような女性の力強さとしてある。が、ネッチョリではなくヨーロピアンに頽廃的な淫靡としてある。戦後にアメリカンナイズ、というよりデモクラシーされていく西ドイツ、されどそれの揶揄や批判が表されるというよりもマリアブラウン自身が自由主義の先駆であり前衛であり、そしてその権化、頽廃として表される。だから、ファスビンダーの目に映るそのままのドイツであろう。
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